通信3社+ワイモバイル、データ通信量の一部を無償化へ
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NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの3社は4月3日、25歳以下のスマートフォン利用者を対象に1~2か月程度に限りデータ通信量を一部無償化すると発表した。
新型コロナウィルスによりオンライン授業へ切り替える学校が増え、学生の負担が大きくなることを懸念した政府が要請、それに応じた形となった。
政府と通信3社、データ通信量の一部を無償化へ
通信3社は25歳以下または親名義の子どもを対象に月間50GBを上限に、通信データ容量の追加購入費を無料にすることを明らかにした。
いずれも条件や上限は同じながら、期間は次のように異なっている。
- ドコモ:4月、5月の2か月間
- KDDI:4月30日まで
- ソフトバンク:4月30日まで
ドコモとソフトバンクでは新規契約者も無償化の対象となっているほか、ソフトバンクはサブブランドとして展開している「ワイモバイル」の利用者も対象で条件も同じとした。
ワイモバイルは3GBプランは月2680円のため、通信3社よりも大幅に安いプランで契約できる。
KDDIとソフトバンクはテザリングのオプション料金も無料にする。
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日本経済新聞社は4月4日、今回の無償化は3月30日に総務省が通信3社に要請し、各社が4月2日の夜に対応を決めたようだと報じた。
また、無償化の条件に収入や目的を含めていないため、動画の視聴やゲームに使用されることも懸念されているが、学業の支援を優先する形で早期導入したようだ。
なお、文部科学省は小中学生のいる低所得者世帯にモバイルルータを無償貸与する方針を固めており、全体の2割前後になると予測している。
(追記)UQモバイルとIIJは「検討中」とのこと。