iPhone SE(第2世代)を注文、iPhone8から買い換える3つの理由
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2020年5月2日の午後3時ごろ、iPhone SE(第2世代)を注文した。
先日は手持ちのiPhone 8と変わらないスペックだと記事を書いたが、よくよく見てみると乗り換える価値のあるスマートフォンだと判断、その理由をシェアしたい。
iPhone8からiPhone SE(第2世代)に乗り換える理由
先日、iPhone 8とのスペック比較を行った際に「急いで買い換える必要はなさそう」と書いたが、次の項目から注文するに至った。
- カメラの進化
- 予備電力機能付きエクスプレスカード
- iPhone 8 の販売終了
これらについて順番に書いていく。
カメラの進化
見出しの意味を具体的に書くと、A13チップになり処理性能が向上してカメラソフトが進化したことが重要だった。
発表当時、低価格ながらiPhone 11 Proなどと同じA13チップということが大きな話題となり、私も「処理性能がよくなった」程度にしか思わなかった。
カメラのハード性能はiPhone 8から向上していなかったため、重要に思わなかったがカメラのためにA13チップを搭載したのではないかと思えてきたのだ。
iPhone 8から追加された機能は次のようになっている。
進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)
QuickTakeビデオ
ステレオ録音
映画レベルのビデオ手ぶれ補正
次世代のスマートHDR(写真)
まず、ボケ効果と次世代のスマートHDR(写真)、映画レベルのビデオ手ぶれ補正の3つは、下記の動画を見る限り上位モデルのiPhone 11 Proと大きく変わらないように思えた。
Proとはレンズ数が違うという指摘もあるが、画角の違いはあっても一眼レフなどのようにレンズの大きさ変わるわけではないため、いずれも自然なボケ感は得られず、結局はソフト処理となりProシリーズとの大きな違いを生むのは難しそうだ。
もちろんiPhoneで撮影して何かコンテストに出すのであればProシリーズの方が良いかもしれないが、SNSやブログ、フリマアプリなどにアップする圧縮画像を使うのであれば見分けはつかないと判断した。
上記のボケ感など3点に関しては、海外メディアが公開している下記の比較動画が参考になる。
上記の動画ではiPhone 8で白飛びしている背景をProとiPhone SE(第2世代)は綺麗に描写できており、記録用の写真としても使えそうだ。
また、動画撮影時の手ぶれ補正機能もProシリーズと変わらない。
*前背面ともに「映画レベルのビデオ手ぶれ補正」をサポート。
これらはiPhone 8と同じレンズであってもA13チップとなり処理性能が高くなった恩恵と言える。
このカメラの進化が買い換える理由の1つだ。
予備電力機能付きエクスプレスカード
次に2つめの理由、「予備電力機能付きエクスプレスカード」。
この機能により、iPhoneの電源が落ちていてもSuicaなどが使えるようになる。
バッテリー切れの場合、iPhone8は電車の改札や電子決済が行えない「荷物」となってしまうが、iPhone SE(第2世代)はカードとして使えるのだ。
この電源不要のオフライン決済ツールとしても使えることが、もう1つの理由になる。
iPhone 8 の販売終了
iPhone 9 を待たずにiPhone 8が販売を終了したのはホームボタンを搭載したiPhoneの最終モデルという意味なのかもしれない。
そんなことを思ったのが買い替えのキッカケだった。
それほどまで、新しいiPhone SEは価格を抑えながら処理性能を高めてきた。
デュアルカメラやRAM3GBなど微妙なミッドレンジ仕様で「iPhone 9」という攻め方もあるがProシリーズの多眼化を行わず、SEとの処理性能差もつけられない無印iPhone9がリリースされる可能性は低いように思える。
そうなると販売終了したiPhone 8を中古価格が高いうちに手放して、売却額に近い価格の新品iPhone SEを購入しようと思った。
安い価格設定、4インチのSEと9は当面ないと思える名称、8の販売終了が買い替えへ背中を押した。
乗り換える3つの理由
手持ちのiPhone8と大きさと重さが変わらず、買い替え価格も僅か、処理性能の向上によりカメラ機能が進化、バッテリーも新品に買い換えたような状態になるiPhone SE(第2世代)に乗り換えない理由が見つからなかった。
3D Touchがないという話もあるが、いずれ廃止なる機能でiOS13からはiPhone 8でも触感タッチに変更することもできるなど移行を進めているため、デメリットには感じない。
次回は、到着したiPhone SEとiPhone 8とのカメラ比較などを順次レポートする予定だ。
なお、Apple公式ショップとヨドバシカメラが在庫切れだったことから、ビックカメラで注文した。
前回⇨ アップルが「iPhone 8」販売終了、iPhone SE(第2世代)とスペック比較
リンク:注文した ビックカメラの販売ページ