Nintendo Switch Proは4K/OLEDでバッテリー改善か、米任天堂社長の言葉
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周辺機器 Nintendo Switch, ゲーム機, 任天堂
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任天堂のファームウェアから以前より噂されていた「Nintendo Switch Pro」に関する仕様を入手したとして一部スペックがリークされている。
新年早々に加熱する噂・リークとは裏腹に米任天堂の社長がインタビューで言及した今後注力する対処についても記録する。
Nintendo Switch Proの噂と米国社長の言葉
データマイニングを得意とするコンソールハッカーのTwitterアカウント「SciresM」が新たに任天堂のファームウェアから「Nintendo Switch Pro」に関する情報を得たとして次のような項目を伝えた。
- コードネームは「Aula」
- 4Kゲームに対応
- ドッキングステーションに対応
- モバイルゲーム機としても使える
- NVIDIAのSoCで動作する
- 新しいSoCは冷却性能が高くなる
- 新しいSoCはバッテリー駆動時間が長くなる
これまで「Nintendo Switch Pro」は4Kに対応するという噂があり、現行モデルもドッキングやモバイルゲーム機として使えていることからSoCによる変化をみていきたい。
Nintendo Switch Liteを含め現行モデルはNVIDIA Tegra X1の「T214」(コードネームMariko)というSoCを使っていることが確認されており、同氏の情報が正しければProモデルもTegraシリーズが継続され、さらに4K対応のSoCとなりそうだ。
飛び交う噂と米国社長の言葉
2021年を迎えてから任天堂のコミュニティでは様々な憶測が噂として飛び交っており、Nintendo Directの内部資料を入手したという画像まで出回っている。
そこには4K解像度に対応、Joy-Con Proが投入され、Nintendo Switch Proは価格399ドル、新たなタイトルとしてマリオカート9やスプラチューン3などを投入、どちらかと言えば海外ファンの願いを形にして遊んでいるような状態だが、それを打ち消す米任天堂のインタビューがある。
polygonが2020年12月16日に掲載した米国任天堂のダグ・バウザー社長のインタビューによると、同社はSwitch Proよりも現行モデルに焦点を合わせているようだ。
その理由として「どうぶつの森」の爆発的なヒットにより女性ユーザーも多く獲得し、4年目のゲーム機とは思えない「信じられないほどの売り上げ」が続いており、従来のライフサイクルを見直すきっかけになったとして現行モデルへの注力につながっていると答えた。
さらにpolygonが再度Nintendo Switch Proリリースについて質問すると「4年目のNintendo SwitchとNintendo Switch Liteの勢いは強く、典型的なコンソールのライフサイクルについて考え方が変わってきている。今後は2つのプラットフォームと関連コンテンツに力を入れていきたい。」と回答している。
内部資料を入手したとしてTwitterに投稿(記事末尾にリンク)された画像の一部。
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