OCNモバイルONE新料金プラン発表、+αサプライズの行方
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最終更新日:2021/03/26
モバイル通信 MVNO, OCN モバイル ONE
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NTTコミュニケーションズは3月25日、モバイル通信サービス「OCN モバイル ONE」で4月1日から提供する新料金プランを発表した。
遅延理由のようにも記載していた+αのサプライズは発表されなかった。
以下、全て税込表示。
(追記2021/03/26 14:26)サプライズの正体かもしれない話を末尾に追記。
OCNモバイルONEの新料金プラン
4月1日より適用となる音声対応SIMの新料金プランは次のようになっていた。
- 1GB=770円
- 3GB=990円
- 6GB=1320円
- 10GB=1760円
NTTドコモ(ahamo)への配慮なのか、ユーザーの関心が高いと思われる20GBへの対応はなかった。
「OCNでんわ」が30秒10円に値下げされ、かけ放題オプションも含め通話は全てアプリ不要となる。
かけ放題1300円+月間1GB700円=月額2000円となるため、楽天モバイルの「1GB+アプリ通話し放題=0円」に顧客を奪われる可能性がある。
データ容量は翌月末まで繰り越し可能、データ容量追加は1GBあたり550円。最低利用期間なし、解約違約金とMNP転出手数料は無料。
既存ユーザーは4月1日から新料金が適用され、データ容量20GBと30GBのプランは3月31日で新規受付を終了するが既存ユーザーは継続可能となった。
今朝のリーク「OCNモバイルONEは月額770円か、一部の新料金がリーク」は訂正前の料金かと思われたが純粋なフライング掲載、SNSでは「+α」のサプライズとは何だったのか戸惑いの声があがっていた。
(ここから追記)
これは偶然なのかわからないが、NTTコミュニケーションズが発表した当日にITMedia Mobileが「MVNOで“専用アプリ不要の通話定額”はいつ定着するのか? 直近の動向を整理する」というOCNモバイルONEにとって重要であろう内容を記事にしていた。
もしかしたら「アプリ不要で通話可能!」がサプライズの正体だったが、先ほどの記事URLで訂正されているように日本通信が既に実現していたこと。新料金のフライング掲載、最終的にインパクトのないプラン内容といったことが繋がりサプライズについて触れなかったのかもしれない。
MVNOでは1Mbpsを定額提供するmineoやJ-COMへの期待が高まっているほか、低価格ならnuroモバイルとUQ mobile、IIJmioが顧客のニーズを掴みそうだ。
Source:OCNモバイルONEプレスリリース