月額440円の「BIC SIM」(IIJmio)契約・レビュー、スピードテストと動画視聴を試す
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前回の記事で「BIC SIMが良い」と書いあとにアプリストアにおける「ギガぞう」の不満に溢れたレビューを見ては契約を躊躇していた。
しかし、2段回制限「上限366MB」の通信速度も気になる。ギガぞうを使う機会があるのか自信はないが、スピードテスト結果やeSIMの使い勝手を知りたいと思い契約した。
この記事ではBIC SIM契約の流れ、スピードテストと動画視聴をした感想を記録する。
月額440円の「BIC SIM」使用レビュー
BIC SIMのオンライン申し込みをしようとすると免許証のアップロードや配達日の希望などが必要と表示されたが、それは音声SIM契約などの場合で「eSIMはクレジットカードと個人情報だけ」でよかった。
さらに「ギガプラン発売記念キャンペーン」を実施していて2021年4月1日 – 2021年5月31日の期間内であれば「IIJmioモバイルサービス ギガプランの初期費用を1円で提供します。」とあった。
そのため初期費用は1円、そこにSIM発行手数料と月額料金が加えられ後日請求される。
eSIMは申し込みから利用開始まで快速
BIC SIMのeSIM申し込みは、以下のような手順で進んだ。
- BIC SIMの申し込みページを進む
- メール登録して認証コードを発行
- 個人情報・カード情報を入力して申し込み完了
- 10分後に「ご利用開始のお知らせ」メールが到着
上記「4」に書かれたアクティベーションコードURLを辿り、表示されたQRコードをiPhone SEのカメラ機能で写すと設定画面が表示される。
その案内に従って「副回線」などを選んでいくとeSIIMの登録が完了、APNやDNSなど設定することなく1分ほどで終わった。
eSIMの申し込みから利用開始まで15分もかかっていない。深夜0時を過ぎた時間だったので翌日の営業開始時間まで使えないことを覚悟していたが・・・。
また、キャンペーン適用により初回請求額も予想の4000円から600円程度となったのも嬉しい。
スピードテストを試す
はじめに通信制限をかけずにGoogleスピードテストを実施した。
金曜の深夜0時ごろなので速度が遅くなるかもと心配したが、上図の通り高速通信が行えた。
続いて(アプリをダウンロードしていないので)IIJmioのウェブ設定から通信制限モードに切り替えて再度スピードテストを実行する。
バースト転送が効いて初速は1.6Mbpsほど出たが、UQモバイルとは異なり1秒ほどで300kbpsへと戻された。それでも300kbps以下になることはなく上図のような結果となった。
UQモバイルとの違いはバースト転送が5〜7秒と続かないこと、アップロードにも300kbps制限が適用されること。(UQモバイルは上り5Mbpsなど)
以上のことから写真や動画ファイルをクラウドサービスにアップロードするといった上り回線を制限モードで使いたいなら高速なUQモバイルが良いだろう。
続いて、YouTubeによる動画視聴を試した。
通信制限モードで動画視聴は可能か
なんとYouTudeで240p視聴が行えた。
画質を自動にしていると144pの時もあったが、スマートフォンの縦画面で視聴したり、音楽中心であれば問題はなさそうだ。
そのまま長時間の動画を再生して366MB以上の通信をしたが、2段回目の制限が発動しない。そこで過去のレビューを調べたところ翌日や0時などを境に適用となるらしい。
今回は2021/04/03(土)の0時を過ぎてから366MBを超えたため、翌日の日曜から制限対象になると思われる。それまでは最大300kbps通信を堪能できるようだ。
後ほど2つめの制限がかかった通信結果をレビューしたい。
月額1628円のUQモバイルはau直回線ということもあって制限時「最大300kbps」でも動画視聴は快適だったが、今回2段制限前ではあるものの僅か月額440円のBIC SIM(IIJmio)も実用的なMVNOであることがわかった。
最低利用期間である翌月末以降も継続するかは366MB制限時の速度で判断することになりそうだ。
BIC SIMに対するレビューはアマゾン販売ページでも確認できる。