大人のスマホ管理術、スクリーンタイムの実力と嬉しい効果
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気になるSNSやゲーム・動画配信者がいるといっては、1日の大半を使ってスマートフォンの画面を見つめている人で、かつ自分に時間が足りないと思っているなら今回の記事は役に立つかもしれない。
具体的にはiOSやAndroidで利用できる「スクリーンタイム」を使い、スマホ依存から逃れつつ、アプリの便利な機能だけを上手に活用する方法、それを実現する向き合い方についてシェアしたい。
スクリーンタイムとは自制する気持ち。
以前「スマホ依存時間を電子書籍リーダーで減らした話。」という記事で軽く触れたスクリーンタイム、この機能だけで賢くスマートフォンと向き合うことができた。
はじめにスクリーンタイムの魅力を箇条書きにする。
- 強力なアプリ制限
- パスワード(パスコード)によるワンアクション
- アプリのアイコン制御
スクリーンタイムには様々な機能が提供されている。しかし、上記3つで十分スマホ依存からは抜け出せる。
1つめ、アプリ制限では緊急用として「電話アプリ」や先日レビューしたメトロノームアプリやスポーツアプリといった現実の世界へ戻るための「オフラインの趣味用アプリ」だけを対象外として設定しておく。
2つめのパスワード設定、これは自分で設定するのだから解除も簡単だが「制限アプリを開くたびにパスワードを入力」する手間が発生する。
これが毎日の運動と同じように効いてくる。
パスワード入力画面を表示する度に「自分は何をするつもりなのか」「なぜスクリーンタイムを設定したのか」を思い出そう。手帳タイプの保護ケースをしているならカバーに付箋で理由を書いておくのも良い。
3つめはアイコン制御、これはiOSだけかもしれないが上図のようにアプリのアイコンが薄暗く表示される効果のことだ。これによりスマートフォン画面の賑やかさが抑えられる。地味なことだが万能な機器の御喋りな口を塞いだ気分になった。
以上がスクリーンタイムの魅力。
最大の難関「スクリーンタイムの設定まで」
最終関門にして最大の難関である「スクリーンタイムを設定するタイミング」だが、例えば動画やゲームにハマってしまい昼夜が逆転してしまったなど「自分ってダメだな」と反省する時があるなら話は早い。
その瞬間こそ最大の好機だ。
もしパスワードの設定で悩んで完結できない状況に陥ってしまったら「自分の誕生日4桁」で良いから迷わず設定しよう。
そんなパスワードで良いのかと疑問に思うかもしれないが、設定後はアプリ起動やスクリーンタイムを無効にしようとするたびに毎回パスワード画面が表示されるようになるから十分なのだ。
よっぽどの阿呆でない限り都度「スクリーンタイムを設定した意味」を思い出すだろう。その画面自体が自制を促す最後の扉となってくれる。
あとは中毒の度合いによるが、基本的に自分との戦いだ。
隠された嬉しい効果。
カロリー戦争に勝利して今なお規制されることなく蔓延する糖質と同じように中毒性の高いSNSアプリや動画投稿アカウントが誘ってくるだろう。
しかし、スクリーンタイムで絶てるはずだ。
その先には制限されていない読書アプリやメモアプリ、ランニング・筋トレといった健康アプリ、メトロノームアプリなどのオフライン活動を補助するスマートフォンが担うべき本来の使い方が待っている。
他にも画面の見過ぎによるドライアイや偏頭痛、肩こり、偏食といった体の不調・生活習慣も改善されるだろう。これらは依存具合によって効果は違えど悪い方には転ばないはずだ。
高性能で数多くの最先端を体験できるスマートフォンを「使っているつもり」が、いつの間にか背後にいるアプリ運営や動画配信アカウントなどによって「使わされている側」にいる時間が長くなってしまう。
インスタに上げずとも魅力的な自分だけのストーリーを展開するため、近くて遠い「スクリーンタイムの設定」に挑戦してみてはいかがだろうか。