待望の「Pixel Fold」近づく、Android 12.1の折りたたみスマホ動作動画・ドックなど新機能

公開日: : Android ,

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未発表のAndroid 12.1に関してXDAで新たなレポートが投稿され、Pixel Foldに繋がると期待されている。

これまで伝えられていた画面分割モードだけでなく、タスクバーのような存在、3列表示といった折り畳みスマートフォンの新しい可能性だ。さらにロック画面の解除や見開き表示をする様子も動画で報告されていた。

Android 12.1から始まる世界。

XDAアカウント”Mishaal Rahman”氏は現地時間2021年9月27日、Android 12.1のハンズオンとして折り畳みスマートフォンのファーストルックを伝えた。

Googleは来週メジャーアップデートのAndroid 12をリリース予定だが、今回は2022年のAndroid 13アップデートに関する話ではなく中間に位置するAndroid 12.1となる。

この「Android 12.1」は正式名称ではなく、過去のGoogle命名規則からXDAが独自で呼んでいるため注意してほしい。

Android 12.1からPixel Foldの発売時期を予測する。

XDAによればAPIレベルやGoogle従業員のコメントからAndroid 13の暫定リリースはコードネーム「sc-v2」となり、これは「SnowCone v2」の略称だという。そして、元となった「Snow Cone」はAndroid 12につけられると噂があった恒例の「お菓子の名前」。

今回のAndroid 12.1はマイナーアップデートに位置するが新たに個別のものとしてリリースされる可能性があるという。

そうなると問題になるのが、Googleが2017年のAndroid 8.1 Oreo以降はポイントリリースをしていないこと。

しかし、Pixel Foldを含めた折り畳みスマートフォンのエクスペリエンスを向上するためには、Android 12.1というポイントリリースが必要と続ける。

2022年のAndroid 13を待つことで折り畳みスマートフォン文化を遅らせてしまう可能性があり、かといって2021年8月で「安定版」に達したAndroid 12にアレコレ追加するのも違う。

XDAは、GoogleがPixel FoldをリリースするタイミングやAndroid 12.1を発表する時期に関する情報を掴んでいないが、2つの事柄は密接に関連しており、そのアップデートは活発に行われていることは確かだと伝えた。

以上のことから2021年10月リリースが噂されているAndroid 12より後で、2022年のAndroid 13より前にAndroid 12.1またはPixel Foldがリリースされる可能性が高いと思われる。

Android 12.1の新機能

XDAではAndroid 12.1開発者の一人である特典、ファーストルックを動画付きで紹介している。

画面分割

デュアルペイン(画面分割)では左右にある2つの画面で通知や設定、ロック画面といった操作を行い、見開き状態のときはタスクバーのようなもので1つの画面に統一した動作が可能。

タスクバー

タスクバー自体は初期のAndroid 12でも確認されていたが、さらに機能が追加されマルチタスクと画面分割に統合、多くのデスクトップOSに見られるタスクバーと非常に似ており、自動的に隠れる設定も可能。

具体的な動作としてはユーザーがアプリを終了するたびにタスクバーのドックへ移動、このドックは最大5つのアプリを追加できるが将来的に変更される可能性があるとした。

ロック画面

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ロック画面も2つに分割され、上図のとおり左側に時計と日付を表示して右側に通知が表示、中央にロックアイコンが配置されていた。

記事末尾リンクより実際の動作を動画で確認できる。

3列表示

興味深いことに、高解像度の端末であれば3列目にクイック通知パネルを表示できることもわかったという。

マルチタスク

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画面分割ビューでは2つのアプリを同時に起動することが可能、XDAではホーム画面にアプリのペアを追加することはできなかったと報告しているが同機能もAndroid 12.1安定板がリリースされる頃には動作するだろうとしている。

その他

他にも「最近使ったアプリ」のカードサイズが均一ではなくなっていたり、通知メニューの表示変更、ブートアニメーション、新しい壁紙などが報告されていた。

迫るPixel Flod、折り畳みディスプレイの時代へ

「タブクル」というタブレットの可能性に期待したブログを続けているため、Androidスマートフォンのタブレット化は夢にまで見た未来だ。

最近でもケーブルを繋げばスマートフォンがPC化するのではないかという記事を書くほど携帯電話というコンテンツ消費端末を生産性ある端末へ変える道を模索していた。

もちろんタブレット端末にキーボードやマウスを繋げただけでは軽作業しかできない。そこには優秀で端末に密接して機能するアドビやGoodnotesといったiOSアプリに見られるプレイヤーも不可欠となる。

遅くとも2022年内に世界最大シェアを誇るAndorid OSがシステムレベルで折り畳みディスプレイに対応、スマートフォンを本のように開いて読書する様子は見慣れた光景という時代が近づいている。

Source:XDA

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