BIGLOBEモバイル「エンタメフリー」が最安1GB「プランS」対応、最終月額と通信レポートから利用を考える
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ビッグローブは10月1日、モバイルサービス「BIGLOBEモバイル」において指定の音楽・動画サービス利用を通信カウントしない「エンタメフリー・オプション」の対象プランを拡大した。
月額308円、同日から申し込み可能となっている。
BIGLOBEモバイル「エンタメフリー」の最安利用額
2017年ごろの記事を振り返ると、当初エンタメフリー・オプションは月間6GB以上のデータ通信容量プラン契約者を対象に音声通話SIMは1枚ごとに月額480円+税、データSIMは1枚ごとに980円+税で提供されていた。
同サービスを利用することでYouTube、AbemaTV、Spotify、Google Play Music、Apple Music、AWA、radikoといった動画・音楽サービスの通信量がカウントされなくなる。
2021年10月1日時点のエンタメフリー・オプションは、月額308円(税込み)。
これまで3GB以上のプランから受け付けていたが、今回の改訂により音声SIMの最安プラン「プランS」(1ギガ)で利用できるようになった。
ちなみに音声通話スタートプラン、データSIMの1ギガプランでは同オプションを利用できない。
月額料金とエンタメフリーの速度から利用するか考える。
(以下、全て税込表示)
BIGLOBEモバイルの料金ページを見ると「プランS」は1年目が月額770円、それ以降が1078円となっている。
ここにエンタメフリー・オプションの月額308円を足すと月額1078円となった。
この金額でYouTube見放題やradiko聴き放題で安泰なのかというと、SNSやブログなどではエンタメフリーは遅くて使えないという報告もある。
例えば通常の通信量が消費するモードはYouTubeの720pは視聴できたものの、エンタメフリーにすると360pに最適化され、速度も1Mbps〜1.5Mbps前後になるという話だ。
そうなると月額1078円に1000円〜1500円を追加してサブブランドと契約すれば、全通信を気兼ねなく大手回線に直通の低速時1Mbps前後にできるだけでなく通信障害リスクも回避できるという話になってしまう。実際、UQモバイルの最安プランでもradikoやYouTubeの低画質なら低速モードで安定していた。
画像:UQ mobileの最安「くりこしプランS」は使えるか、スピードテストと動画視聴/radikoを試すより
エンタメフリーを契約してメリットがあるユーザーはradikoなど低速でも通信量を気にせず、かつ割安で利用したいという場合だろう。
しかし、外出時にショップ情報や食事処をネット検索するのであれば月間1GBしか高速通信はできないため、やはりサブブランドと思ってしまう。
その一方で、モバイル通信サービスは回線速度だけでは計れない価値もある。
それは先日、UQモバイルからLINEMOに乗り換えた際の記事「UQ mobileからLINEMOへ乗り換えた5つの理由(MNP)」に書いた通りだ。
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Source:BIGLOBEモバイル(ニュースリリース)