Pixel Fold開発中止か、Googleが部品発注をキャンセルとも
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Google Nexus Pixel
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Googleが早ければ年内にも発表すると期待されていた折り畳みディスプレイのベース端末となるはずの「Pixel Fold」について、サプライチェーンからPixel Foldに関係するパーツがキャンセルされたと伝えられている。
少なくとも2022年前半のリリースはなくなったとして、その原因についても説明されていた。
Pixel Foldに立ちはだかるモノ。
ディスプレイのサプライチェーンに対してコンサルタントをしているRoss Young氏は業界関係者より、Mountain ViewからPixel Foldに必要な部品のキャンセルがあったようだと報告した。
これについてSamsungの「Galaxy Z Fold 3」に対抗できるほどの製品を提示できないことが理由にあると伝えられている。
過去のリークから120Hzの7.57インチに独自チップなどカメラ以外は高い評価を受けていたが、スペックだけの話でないようだ。
競合製品をリリースしているSamsungは部品の多くを自ら製造しておりコスト面でも優位に立っているという。
そのため、Googleは「Galaxy Z Fold 3」に価格とスペック・性能面で競争力ある製品にならないと判断したとみられている。
タブクルではスペックが低いことから低価格のNexus 7と同じような端末になるのかと期待する記事を書いていたが、折り畳みディスプレイが普及していない時点では、さすがのGoogleと言えども携帯メーカーと競うのは難しいのかもしれない。
Source:displaysupplychain