据え置きiPadも可能に、Apple「ユニバーサルコントロール」の感想。

公開日: : Apple , ,

先日のアップデートでAppleがユニバーサルコントロールを解禁した。

これにより過去にレビューしてきたロジクールのFlowやDuet Displayなどが提供してきた1つのマウスとキーボードを共有したり、コピーデータを共有する技術を購入する事なく、Appleからシステムレベルで無償提供されるようになった。

その次はAppleの「メモ」アプリでGoodNotesを潰すのかといった話は置いておくとして数日ほどユニバーサルコントロールを使用した感想を記録したい。

Apple「ユニバーサルコントロール」の感想。

新機能「ユニバーサルコントロール」はmacOS 12.3以降、iPadOS 15.4以降の端末で利用可能となっており、手持ちのiPad mini 5とiPad mini 6をMac mini(M1)で制御することができた。

「ユニバーサルコントロール」の使用方法 はAppleサポートページ(Appleへ)に詳しく書かれているため割愛、ここでは実際に設定した後の画面を見ていただきたい。

下図は2台のiPad miniを接続した状態のディスプレイ設定画面で、それぞれ自由な位置に設置することができるようになっている。

そのため、右下にマウスカーソルを移動すればiPad mini 5へと繋がり、左側へ移動すればiPad mini 6を操作できる。外部モニターの設置環境にあわせて柔軟な変更を行えるようになっていた。

実際にGR3xの写真データをUSB-CケーブルでiPad mini 6へ転送、そのままドラッグ&ドロップでMac miniへコピーすることができた。

作業内容自体はロジクールFlowと変わらないが、iPadを画面OFFから復旧させた時の再接続スピードは早く、Mac / iPad が1つの端末といった印象さえ受ける。

ロジクールのFlowとの違い・感想

ユニバーサルコントロールの登場でロジクールのFlowは不要となるだろうか。

Flow機能はWindowsとmacOSといった異なるOS間で使えるなど強みがあるものの、Apple製品に限ってしまえばMacとiPadの切り替え速度やコピーのしやすさ、安定度はシステムレベルで実装されたユニバーサルコントロールに敵わないと感じた。

Windows端末を使用している環境ならFlowは有用だが、Mac / iPad 環境であればFlow機能を気にせず、好きなメーカーのマウスやキーボードを使用可能という大きなメリットがある。

また、ワイヤレス接続環境でも高速な動作を実現しているため、LightningケーブルでMac/iPadを接続する必要もなく、端末の設置場所も自由、充電も個別に行えるし、持ち出しも気軽に行える。

特にユニバーサルコントロールで素晴らしいと感じたのは予めMac側で「自動的に再接続」を有効にしておくことでiPad側の画面ON/OFFに合わせてシームレスに、意識しすることなくマウスとキーボードを使用できること。

(画像)トラックボールマウスMX ERGOでPC2台をシームレス操作!ロジクール「FLOW」導入レビューより

ロジクールはFlow技術によって、様々なメーカーの端末で自社製品を利用してもらうことを目指した。

AppleはFlowを真似た技術で自社端末の囲い込みを目指した。

いずれにしても生産デバイスと消費デバイスをApple製品で揃えるとマルチペアリングのマウスとキーボードは不要ということになる。

据え置きiPadも可能に

今回のユニバーサルコントロール登場により自宅やオフィスにてMacで作業しているとき、iPadを操作するからと端末を手にとってタッチ操作する必要はなくなる。

Macのディスプレイ横にiPadを置くことで同じマウスとキーボードから操作できるため、今後は据え置きiPadを支援する周辺機器が増えるかもしれない。

また、YouTube視聴やRAW現像など重めの作業を行なったとしてもMacとは別の単体で動作するため負荷はかからないのも大きい。気軽にチャンネルを切り替えられるメディア端末として動画や音楽、Radikoなど楽しむことができそうだ。

同機能を使用して改めてLightningとMagSafeは他社を排除するための技術なのだなと思った。そして、iPhoneをUSB-Cに変えたら周辺機器を揃えさせても簡単にAndroidへ乗り換えられてしまうのだからiPhone 14でもLightningやMagSafeは継続するだろう。

そうなるとiPhone乗り換えだけでなく、周辺機器ビジネスも壊滅的に。

その一方でiPadは自らノートパソコンと呼ぶだけあって拡張性を重視、かつ他社タブレットが全く追いついていない独占状態であることから乗り換え要素ゼロと判断、Mac購入へと繋げられることからUSB-Cに切り替えたと思われる。

そう考えるとiPhoneはスマートフォンの高みには至っていないのかもしれない。

ただNHKが欲に駆られて国内メーカーの独占機能ワンセグに砲弾を浴びせて日本円を米ドルに向かわせる銀魂のワンシーンにありそうな自爆をしただけなのだろうか。

いずれにしてもユニバーサルコントロールによって大小のiPadどれを選んでも使い道がある孤高のタブレットへと進化したと言えそうだ。

よく一緒に閲覧される記事

第9世代iPad (2021)が10%OFFに、Amazonブラックフライデー・価格比較

アマゾンジャパンが開催中のAmazonブラックフライデーにお

iPhone SE 4は「フラッグシップキラー」として投入か、リークまとめ

これまで実績あるリーカーのRoss Young氏やJon P

iPhone 15シリーズ、ProモデルとUSB-C規格で差別化か

2023年リリースとなるiPhone 15シリーズではLightni

→もっと見る

PAGE TOP ↑