海外誌が選ぶ「2022年 最高のワイヤレスイヤホン」、TOP5をチェック

公開日: : 周辺機器 ,

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月刊誌の発行などを行なっている設立40年のオーディオ系メディア「What Hi-Fi?」は2022年12月1日、「2022年 最高のワイヤレスイヤホン」として完全ワイヤレスイヤホンのベスト18を掲載した。

「What Hi-Fi?」は1976年にスタートしたハイファイとホームエンターテイメント製品を取り扱っており、月刊誌の発行なども行う専門メディア。

この記事では2022年で最高と評されたワイヤレスイヤホンのTOP5を記録していく。

2022年 最高のワイヤレスイヤホンとは

「What Hi-Fi?」は、老舗のオーディオ専門メディアだけあってランキング前に注意書きがあった。

  1. 耳は人によって異なる
  2. いつ、どこで使うのかによって評価は変わる
  3. タッチコントロールの有無
  4. 音声アシスタントの有無

上記「2」はバッテリーが満足度に影響するものの、電池を著しく消耗するアクティブ ノイズ キャンセリング (ANC) を有効にするといった「いつ、どこで使うのか」で評価が変わるといった注意点が含まれる。

屋外で騒音の中、長時間にわたって使用するのか。
図書館や深夜にリラックスや集中するために使用するのか。

ちなみに昨日レビューしたSE846はパッシブ・ノイズキャンセリングの極みのような製品で耳栓効果が高いことから出力する音量も小さくて済むため個人的ナンバーワンとなっている。
(関連記事)高遮音イヤホン「SHURE SE846」レビュー、2つの良かったところ

それでは第5位から第1位まで順番にみていきたい。

第5位:Bose QuietComfort Earbuds II

同誌のBose QuietComfort Earbuds IIに対して「ビジネスに最適」とした上で次のように評価している。

  • 優れたノイズキャンセリング
  • 洗練された素晴らしいセンス
  • バランスの取れた美しいサウンド
  • レベル調整が優れている

その一方でBluetoothマルチポイントに対応していないほか、ワイヤレス充電ができないことを避けるべき理由として挙げていた。

確かに下図を見ると洗練されたシンプルな筐体でスーツ着用時でも違和感がなさそうだ。

アマゾンでは販売者Amazon.co.jpで通常価格36,300円となっていた。

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第4位:Cambridge Audio Melomania 1 Plus

Cambridge Audio(ケンブリッジオーディオ)は、1968年にケンブリッジ大学を卒業したばかりの若きエンジニア数名で設立された、英国最大級の名門オーディオブランド。

同誌のCambridge Audio Melomania 1 Plusに対する一言評価は「手頃な価格のワイヤレスイヤホン」(米アマゾンで50ドル前後)となっていた。

最大の強みはバッテリー駆動時間だとしている。

1回の充電で9H動作し、縦に長い収納ケース(下図)では4回フル充電できるため合計45H駆動(54H駆動ではないのかな?)になるためマラソンでも使えるだろうとのこと。

他にはクリアなサウンド、Slikアプリのサポートなども挙げられていたが、マイナス要素としてノイズキャンセリング非搭載を挙げている。

日本では展開していないのかアマゾンではマーケットプレイスが8,900円で販売していた。

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第3位:ソニー WF-C500

ここにきて日本メーカーの登場、同誌は「WF-C500」についてフラッグシップモデルであるWF-1000XM4の飾り気のないバージョンと説明している。

その意味は決して手抜きすることなく手に取りやすい価格のワイヤレスイヤホンを成功させているという。

IPX4でランニングなどスポーツに適しているほか、AndroidとWindowsに対して素早いペアリングを実現、サウンドも見事にバランスが取れていてミッドレンジのディティールが細かく、まとまりのある音楽的なパッケージを体験させてくれるとのこと。

バッテリーも10H駆動と必要十分としており、最高のBluetoothイヤホンを探して大金を払いたくない時はWF-C500(米アマゾンで58ドル)を候補にしてほしいとしている。

WF-C500は筐体(下図)も小さく5.4gと軽量。

アマゾンでは販売者Amazon.co.jpで通常価格8,954円となっていた。

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第2位:パナソニック「RZ-S500W」

今度はパナソニック製品がランクイン。

同誌はパナソニックが優れたイヤホンを考えたとき頭に浮かぶブランドではないものの、価格に見合ったセンセーショナルな性能を持っていて「高性能で手頃な価格のイヤホン」と評している。

基本を抑えた素晴らしい基本仕様としてノイズキャンセリング技術、アンビエントモード、音声通話用のツインマイク、合計 19.5 時間のバッテリー寿命 (イヤホンから 6.5 時間、充電ケースから 13 時間) を挙げた。

15分間のUSB-C 急速充電で70分再生が可能というのも刺さったようだ。

各イヤホンのタッチ コントロールは反応がよく直感的で、音楽をコントロールしたり、ノイズ キャンセリング モードを簡単に切り替えられるところもよかったという。

さらにフィット感を高めるために5サイズのイヤーチップを同梱しているのも嬉しかった模様。

そして、ノイズキャンセリングと音質を高いレベルで両立させたことが高評価となっていて、低音は十分に俊敏性があり、周波数全体にこだわりがあり、サウンドは明瞭で洗練されていたと続ける。

そのため「RZ-S500W」は高性能で手頃な価格のイヤホンという答えになったようだ。

米アマゾンでは125.34ドルとなっていたが、日本のアマゾンではマーケットプレイスが販売していて10,800円で販売されている。

イヤホン本体は筒状でシンプルな形状(下図)をしていて服装を問わない。

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第1位:ソニー「WF-1000XM4」

やはり、という感じもするがソニーのフラッグシップモデル「WF-1000XM4」が堂々の一位となった。

同誌はBluetoothイヤホンの中で最もダイナミックかつ細かいところまでバランスの取れたパフォーマンスを生み出しているとして「間違いなく、今購入できる最高のワイヤレスイヤホン」と評している。

ボーカルを聴けば洗練された雰囲気を漂わせ、音楽ストリーミング配信サービスでも何度も、何度も聴きたくなるほどだという。

着け心地が良く、SonyのIntegrated Processor V1が提供する優れたノイズ キャンセリングを組み合わせると、喧騒を効果的に遮断するヘッドホンが手に入ると続ける。

そして、現在の市場で最高のインイヤーワイヤレスヘッドフォンが必要なら「もう探す必要はない」とまで述べた。

イヤホン本体(下図)は高級感あるゴールド系を散りばめたデザインで眺めていたくなる製品とも言えそうだ。

WF-1000XM4の価格はアマゾンのマーケットプレイ販売で33,000円となっていた。イヤホンにしては高額だがレビュー数が9,429件というのに驚く。
ちなみにヨドバシでは29,540円+10%還元(ヨドバシへ)で販売されていた。

→最新の価格とレビュー9,429件と紹介動画はAmazon販売ページ

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