本気のパススルー充電「CIO SMARTCOBY Pro PLUG」購入レビュー、開封とMacBookでの感想

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楽天で注文したCIOのパススルー充電が行えるACプラグを搭載したモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro PLUG」が到着した。

ゆうパケットのため、郵便受けに入っていた。

緩衝材などはなく、上図のようなメール便で見かける薄い段ボールにパッケージが剥き出しで入っていた。

それでもダンボール側が透明ラップで包まれていたので、それが破れない限り雨による被害はないだろう。

今回は楽天のCIO直販から購入したが、楽天お買い物マラソンで1000円ほどの還元が不要であればAmazonの巨大な段ボールで配達してもらったほうが安心できるかもしれない。

もっともAmazon版は返品の再配送という可能性があるので、どちらが良いのかはわからない。

この記事では開封の状態からMacBook Air (M1)の充電を行い何Wで認識されたのかなどをレビューしていく。

「CIO SMARTCOBY Pro PLUG」購入レビュー

パッケージ背面は主に連絡事項が記されていて、製品特徴などはなかった。

家電量販店で販売する製品であれば強みや使い方などを掲載しそうだが、ここは意外だった。

製品パッケージは透明の丸シールで封がされていた。

中身を取り出すと説明書が入っていた。

その中にはLightning端子の注意もある。

これはCIO公式YouTubeチャンネルで個別にLightning端子の特殊な挙動について1つの動画を公開するほどなので、結構な問い合わせがあるのだろう。

他には取扱説明書(裏側は折れた状態で入っていた)とYouTube等のアカウントを案内する紙があった。

取説については公式サイトがPDFファイル(CIOのPDFへ)を公開しているので破棄しても読むことは可能。

本体をチェック

ここからは「SMARTCOBY Pro PLUG」の本体をチェックしていく。

まず手に持った時に重いと感じた。

次に「カシャカシャ」と筐体の中で何かが移動する音が聞こえた。

ここはAnkerのように隙間をパテのような素材で埋めてほしかった。こういった不安になる要素がレビューで多く見かけられたので注文しないことにしていたのだ。

ただ前回の記事で書いた通り、先日の検討記事を読んで購入された数が多かったため、トラブル覚悟での注文したから製品の異変は重要だ。

そういった事実を共有していきたい。

本体を重く感じたので重量を計測することにした。

「SMARTCOBY Pro PLUG」は264gだった。

バッテリー容量が10,000mAhでACプラグと2ポートという構成から妥当な重さだと思う。

次に同じ10,000mAhでMagSafeとスタンド機能を搭載したAnker モバイルバッテリーも計測した。

こちらは218gとなった。

それぞれ搭載する機能が異なるため純粋な比較はできないが、46g差という結果に。

折りたたみプラグのある側面にはPSEマークや出力に関する詳細が印字されていた。

プラグの取り出しは”しっかりしている”という印象、最大まで開くと「パチっ」という音がして、閉じると「バチン」と閉まる。

USBポートは紫色で、上部にLEDランプが設けられている。

LEDランプの近くには円形の電源ボタン(下図)があり、Lightning端子を取り扱う際に操作する必要がある。

この製品自体が壁のコンセントに配置されている機会が多いことからLightningケーブルを使った充電を考えている際は「スイッチを押しにいく動作は苦にならないか」をチェックしておいたよさそうだ。

MacBookで使用した感想

はじめにMacBook Air M1に直接接続した状態のシステム情報を見ていきたい。

下図のように30Wで充電できており、製品仕様のとおりとなっている。

次に下図はモバイルモニター経由でUSB-C接続したシステム情報。

やはり20Wとなってしまった。

この状態では残念ながら「充電停止中」となり、MacBookは充電されない。

回避策としては「SMARTCOBY Pro PLUG」のUSB-Aポートからモバイルモニターに電源供給して、USB-CポートはMacBookに接続することが考えられる。

しかし、これまでUSB充電器→モバイルモニター→MacBookで合計2本のUSB-Cケーブルで済んでいたものが、USB-A to USB-Cの1本を追加した3本になってしまう。

もしモバイルモニターを使いながらシンプル構成にしたいときは30Wではなく45Wにすべきだった。これは単純なミス。

使い勝手について

折りたたみ式ということでACプラグの立ち上がり位置が下になっているため、一般的な家庭用コンセントでみかける縦に2つあるタイプでは他のプラグを邪魔してしまう可能性が高い。

シンプルなケーブル式のプラグであれば同時接続できることを確認している。

上図のようなタイプであればコンセントは利用可能。

「SMARTCOBY Pro PLUG」は単体であればMacBook AirをACとモバイルバッテリーの両方で充電できた。

しかし、モバイルモニターやPD充電対応のマルチUSBハブなど電力を消費する周辺機器を経由すると30W以下となり「充電停止中」として充電できなくなる。

かといってMacBookからモバイルモニターへ電源供給を行うと最も大切なMac製品のバッテリー寿命を削ることに、それだけは避けたい。

そうなると先ほどAnkerサポートチームに問い合わせた内容(レポート記事へ)からAnker 511が良・・・と思ったが同製品は最大20Wだった。

バッグとモバイルバッテリーは自然と増えていくので注意していたが2023年早々、2つモバイルバッテリーと1つのUSB充電器を購入してしまった。

いずれにしても緊急時に「SMARTCOBY Pro PLUG」があればMacBook Airを少し延命できるので「お守り」として使用していきたい。

次回は実際にiPhone/iPadの充電や外出時に携帯した感想などをレビューしていきたい。

→今回レビューしたCIOの製品詳細は楽天CIO販売ページ

前回→本格パススルー充電できるCIO「SMARTCOBY Pro PLUG」注文、購入理由

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