Arrows Tab Q508/SEを「PowerToys」で快適に、2画面が便利だった話

公開日: : 最終更新日:2023/05/14 富士通 , , ,

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Arrows Tab Q508/SEは風呂タブレットの次に下記のシーンで活躍している。

  1. 「電子書籍」+「お絵描き」
  2. 「電子書籍」+「メモ」or「辞書」
  3. 「ブラウジング」+「動画再生」

上記のような縦画面あるいは横画面で2つのソフトウェアを使うと便利だった。

実際に使用している写真とともに使い勝手をレビューしていきたい。

Arrows Tab Q508/SE レビュー Vol.13

画面分割といえばモバイルOSのAndroidやiPadOSというイメージだが、SDP2Wで最大2.40GHzクアッドコア「Atom x7-8700」(Intelへ)のタブレットPCとも相性が良い。

Windowsの画面分割が便利。

「電子書籍」+「お絵描き」

例えば「電子書籍」+「お絵描き」なら下図のような縦画面が使いやすいと思う。

上画面で楽天Koboリーダーにて「スカルプターのための美術解剖学」を表示、下画面でクリスタによるお絵描きを楽しむといった感じ。

ちなみにスカルプターのための美術解剖学」(rakutenへ)は楽天で2000円OFFクーポン配布中に入手、Amazon Kindleより割引率が高く、楽天お買い物マラソン中ならKobo購入特典も付与されるので最近は楽天Koboで購入する機会が増えた。

「電子書籍」+「メモ」or「辞書」

縦画面の分割は楽天Koboリーダーで小説を読む際も活躍している。

上画面で楽天Koboリーダーを開き、下画面でメモあるいはブラウザを開いている。

どんなところが便利かというと小説で漢字や新語の意味を知りたい時にペン等でテキストを選択、「Googleで検索」を選ぶと下画面のブラウザに検索結果が表示される時。

これがとても効率的、サクサク語彙力を鍛えられる。

こういった画面分割であれば、Windows標準の「スナップ機能」だけでも十分に使えた。

しかし、下図のようにブラウザやメモアプリを右画面に表示してペン操作したいときは機能不足となる。

標準で「左右で3対7」しか設定できないスナップ機能を補うのが「PowerToys」。

「PowerToys」(Microsoftへ)はMicrosoft公式のパワーユーザー向けユーティリティアプリで、Windowsに標準で提供してほしい機能が詰め込まれている。

そのうちの1つ「FancyZones」を使うことで上図のような「左右で7対3」にしたり、5画面表示にして縦横の幅を細かく調整するといった画面分割のカスタマイズが行える。

Atomプロセッサは当時のネットブック時代に夢を抱きすぎて勝手に失望していたが、省電力といったモバイルOS視点で見直すと優秀だと理解できた。

もちろんAtomだけでは足りない。

画面分割によりポインタ精度が求められても快適に使える理由として、ワコムペンのホバー機能による誤操作の少なさが挙げられる。

このAtom+ワコムペンにより画面分割の快適さが担保されているように思う。

Pixel Tabletの購入検討をした記事で触れた「意外と使わない」というタブレット最大の問題。

Arrows Tab Q508/SEは防水IPX8で風呂タブレットという最強アビリティに加え、防塵IP5X+MIL規格準拠というガンガン使えるタフネス筐体、さらにワコムペンという武器まで装備している。

これがIntel Core i7や専用GPU搭載といったハイスペックになるとバッテリーや重量問題・発熱による故障リスクが発生してしまう。

ちょっとしたWindowsって便利、そう思わせてくれたタブレットPCとなった。

・続き→RAMディスクからブラウザ起動は快適か | Arrows Tab Q508/SE レビュー
・前回→Arrows Tab Q508/SEを「RAMディスク」で高速化、ImDiskは使えたか
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