「Blackview Tab60」レビュー、読み書き速度などベンチマーク
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前回ドコモ系の日本通信SIMで通信できることがわかった8.68型「Blackview Tab60」。今度は処理性能をチェックしていく。
やはり注目ポイントは体感速度に影響しそうなストレージ読み書き速度ではないだろうか。
「Blackview Tab60」、レビュー。
まずはベンチマークアプリ「GeekBench」のスコアから。
- シングルコア:364
- マルチコア:1199
アプリ内に掲載されているランキングを見ると、高スペックな端末ばかりがならんでいる。
身近な例として数倍の値段差がある「Pixel 6」のスコアはシングルコア=1368、マルチコア=3038となっていた。
それでは実際の動作はどうだろうか。
試しにYouTubeアプリで動画を再生しながら、Chromeでブラウジングをしたところ描写が遅くなるようなことはなかった。
ベンチマークアプリ掲載のランキング上位と比べてしまうと数値が頼りなく見えてしまうが、Androidタブレットで重いゲームや動画編集でもしないかぎり問題はないだろう。
物理RAMを6GBも積んでいるのでアプリが落ちる気配もなかった。
数年前のRAM1GBや2GBを競っていた時は頻繁にアプリが落ちて、ノートアプリなどデータが飛んで使い物にならなかった。
「Blackview Tab60」は仮想RAMを6GB追加できる。有効にするには、設定アプリ→システム→RAM Fast 加速を開始をONにすればOK。
ストレージの読み書きは速いか
次にストレージのベンチマークを計測するアプリ「CPDT」を使った。
- 書き込み:159.40MB/s
- 読み込み:168.68MB/s
参考までに手持ちの8インチで比較していく。
まず価格帯が近いeMMC搭載の「AvidPad A30」で書き込み103MB/s、読み込み67MB/sだった。
次に飛ぶ鳥を落とす勢いの人気タブレット「 iPlay 50 mini Pro NFE」は書き込み393.99MB/s、読み込み571.44MB/sに。こちらは時期によって価格差が2倍近くになるので仕方がない。
こうして見てみると程よくまとまったAndroidタブレットだと思う。
他にも設定アプリから車載モード「Android Auto」の設定なども可能になっていた。
Google Mapと格安SIMにAndroid Autoで簡単なカーナビを構築するのも良さそう。
「 iPlay 50 mini Pro NFE」のように目立つスペックはないが、エントリーモデルとして優等生。そんな印象を受けた。
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