Pixel 7aの保護フィルム探し、画面指紋認証率を高める方法など | レビュー

公開日: : 最終更新日:2023/05/22 Google Nexus , ,

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2ヶ月前にPixel 6aを購入してからカメラ撮影〜編集が楽しくなりレビュー記事が増えた。

Pixel 7aでは更にMagSafe充電器が使えるようになり手に取る回数も増えた。

そうなると持ち歩くこと、画面を眺める機会も増えて保護フィルムが欲しくなる。

残念ながら、Pixelスマートフォンは画面埋め込み指紋センサーの反応がよろしくないと言われている。

それとは別に、Pixel 7a向け保護フィルムは有名ブランドであってもフィルム発売から10日前後しか経過していないためレビュー0件が多く、情報が少ない。

そこで同名フィルムのPixel 6a版のレビューを頼りに保護フィルムを調べた内容を記録していく。

Pixel 7a レビュー Vol.07 | 保護フィルム

はじめに希望する保護フィルムの性能を書き出していく、★が多いほど必須機能とした。

  • (★★★)指紋認証率が低下しないこと
  • (★★☆)傷防止、皮脂汚れ防止(ガラスフィルム、PETで硬度9Hなど)
  • (★★☆)ブルーライトカット(画面の色が変色しない程度)
  • (★★★)蛍光灯などが反射しないアンチグレアor低反射
  • (☆☆☆)プライバシー保護は不要(店舗のバーコードスキャンで失敗する)
  • (★☆☆)取り付け用ガイド枠や予備フィルム1枚(あればよい)

Pixelスマートフォンは画面埋め込み指紋センサーの認証率が高くないといわれている。幸い、手持ちのPixel 6aとPixel 7aで指紋認証に失敗したことはないが、それは個体がよかったのか自分の指紋がシンプルなのかはわからない。

この指紋認証については、厚めのガラスフィルムを貼ると認証されないというレビューを何度も見かけた。

その点、薄いPET素材であれば硬度9Hであっても認証率が高いようだ。

しかし、PET素材は皮脂・チリ・埃・汚れがつきやすいため定期的なクリーニングが必要というレビューも少なくない。

それとは別に「アンチグレア」も意見がわかれる。

1つは「アンチグレアがないと屋外で何も見えない」といった意見、もう1つは「画面が見えにくくなった、綺麗ではなくなった、指紋認証に影響している」といった意見。

そういった内容を踏まえてメジャーブランドから性能に絞ったノーブランドまで探した。

Pixel 7aの保護フィルムを探して

ミヤビックス製OverLayシリーズ

ミヤビックスのOverLayシリーズが複雑だったので箇条書きにした。

いずれもPixel 7a発売後のリリースとなっておりフィルム発売日から10日前後しか経過しておらずレビュー0件が多い。

  • OverLay Plus Lite : 高精細液晶対応・低反射タイプ
    →価格は998円+5%OFFクーポン(Amazonへ)
  • OverLay 9H Plus:硬度9H(PET素材)・低反射タイプ
    →価格1200円+5%OFFクーポン付き(Amazonへ)
  • OverLay Eye Protector(9H):ブルーライト29%カット・硬度9H(PET)
    →価格1320円(Amazonへ)
  • OverLay Eye Protector(低反射):ブルーライト34%カット・低反射タイプ
    →価格998円(Amazonへ)
  • OverLay Absorber:ブルーライト29%カット・低反射・硬度3H・衝撃吸収・抗菌
    →価格1980円(Amazonへ)

上記のOverLayシリーズはPET素材ながら硬度9Hを実現しているため画面指紋認証率が低下しないというレビューがあった。

その一方でPET素材ならではの皮脂汚れがつきやすいことも指摘されており、定期的にアルコールで拭くといったケアが必要という声も。

過去に使っていて品質も安定しているためPixel 7a向けフィルムのレビューが少ない現状から考えるとミヤビックス製品は無難な候補となりそうだ。

Spigen製フィルム

2つめは、すでに33件のレビューを獲得しているSpigenの保護ケース。

硬度9Hで曲面加工、取り付けガイド付属、予備フィルム2PACK付きとなっている。

フロントカメラのパンチホール部に穴が空いていない珍しいフィルムとして選ぶユーザーもいた。

また、ガラスフィルムなのでタッチ感度が低下するという声があり、それに対してPixelで「設定」→「ディスプレイ」→「画面保護シートモード」を有効にすることで対処できたという報告もある。

AmazonレビューにはSpigenのファンが多いのかと構えていたが、意外と「タップが反応しなくなる」や「スワイプ操作がタッチ操作になる」「指紋認証が通らない」といったネガティブな意見もあった。

個人的にはアンチグレアでないことが残念。

ガイド枠があること、フィルムが2枚入っていることが強み。

価格は2,199円(レビュー33件の詳細はAmazonへ)となっていた。

PDA工房のフィルム

PDF工房は硬度9H、フッ素加工で防指紋、アンチグレアという仕様。

ガラスフィルムで検索したところ「ガラスフィルムのように衝撃を受けても割れない」というフレーズで表示されてしまったポリエチレンテレフタレート素材のフィルム。

楽天で「ナッツ 1kg」を検索すると「1kgよりちょっと少ない400g」というフレーズで表示されてしまう困った販売方法を採用しているようだ。

Pixel 6aも含めてレビュー156件となっていて情報収集がしやすく、指紋認証の状況を確認できるのが強み。

価格は1236円+10%OFFクーポン(Amazonへ)。

ラスタバナナの10Hゴリラガラス

ラスタバナナからはゴリラガラス、硬度10H(0.2mm極薄ガラス)に加え、ブルーライト40%カット、ガイド枠とは異なる位置合わせ補助「ジョイントマーカー」が特徴となっている。

多くのフィルムが9Hなのに対してゴリラガラスで10Hというのが強み、Amazon販売ページにある取り付け動画もわかりやすいが価格は2280円(Amazonへ)と割高。

新製品でレビュー0件のため、同じモデルのPixel 6a版が参考(レビュー14件はAmazonへ)になりそうだ。

同ブランドでは、PET素材の代わりにアンチグレア+ブルーライトカットモデルも980円にて販売(Amazonへ)されていたが、PET素材なのでホコリの吸着について言及されていた。

このアンチグレアモデルについて、Pixel 6a版に11件のレビューがあったためチェック(Amazonへ)したところ、視認性の問題が指摘されていた。

なかなか難しい。

Caseologyなどのガラスフィルム

Caseology社について調べると2019年設立の米国企業、Spigen社の製品テスト〜改善などを行い日本を含めた9カ国で事業を展開しているスマートフォンアクセサリーブランド。

Pixel 7a向けにガラスフィルム硬度9Hで高透過率、フィルム2枚、ガイド枠付きの光沢モデルを1999円で販売(Amazonへ)していた。

上記アイテムにアンチグレアを追加したフィルムをレイアウト社が販売(Amazonへ)しているが「指紋認証には非対応」とのこと。

諦めきれずに調べ続けると、クロスフォレストより「ガラス+アンチグレア」を両立したフィルムを発見、価格は1580円(Amazonへ)。

そのレビューを見ると今までと同じように指紋認証とタッチ感度が悪くなるという内容が投稿されていたが、最近になって「画面保護シートモード」設定により問題なく使えているという投稿もあった。

これを信じるかどうか、、、。

どのフィルムを買うか

久しぶりに保護フィルムを調べてわかったことは、ブルーライトカットと硬度9Hを備えたフィルムには「アンチグレア付き」がメジャーブランドから販売されていないこと。

レビュー0件で類似商品のレビューも見当たらないブランド「Kayo&Karin」から全てを兼ね備えたフィルムが販売(Amazonへ)されている。

無難なフィルムを選ぶなら、ミヤビックスの低反射+ブルーライト+硬度3Hの3つ兼ね備えた「OverLay Absorber」が1980円(Amazonへ)が良いということになる。

フィルムの硬度とは

そこで硬度3Hについてチェック。

表面高度はJIS規格で「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」とのこと。

鉛筆法というだけあって鉛筆のHBや2Bを基準に「引っかき硬度」としているようだ。

一般的なPETフィルムは硬度3〜4H程度、ガラスフィルムは9H程度となっており、硬度が高いほど傷つきにくく、厚みが増す。

ちなみに2.5Hが「人の爪」程度とも言われており、そのため硬度3Hのフィルムは「爪なら傷つかないものの鍵など金属で傷がつく」ということになる。

その一方でPixel 6aのレビューを見るとガラスフィルム(9Hや10H)では画面指紋認証が通らないという声も目立った。

ただ硬度9HといってもPET素材やコーティングで強化しているモデルもあるため「9H、ダメ、絶対!」とはいえない。

手帳ケースをつけているなら鍵などで傷つかない3Hの「OverLay Absorber」価格1980円(Amazonへ)一択となりそうだが、スマートフォンは常に洗いたいので現実的ではない。

最終的に選んだフィルムは・・・。

クロスフォレストの「ガラス+アンチグレア」を両立した希少なフィルム(価格1580円:Amazonへ)を選んだ。

その理由を箇条書きにすると下記のようになる。

  • 硬度は、鍵などで傷つかない「9H」
  • 指紋・皮脂:跡が残りやすいPET素材ではなく「ガラスフィルム」
  • ブルーライトカットは、色温度を「アプリで制御」できるので妥協
  • 低反射・アンチグレアは、屋外や蛍光灯などの下に出ると避けられないので「必須」

これらを兼ね備えていて、かつPixel 6a版の評判(Amazonへ)も想定の範囲内だったことが背中を押した。

久しぶりに保護フィルムを調べて「ガラスフィルム」かつ「アンチグレア」の組み合わせが希少なこともわかった。

またPixel 6aで保護フィルムを貼らなかったので「画面保護シートモード」の存在も知らなかったので学ぶこともあった。

クロスフォレストの珍しいアンチグレアなガラスフィルム(Amazonへ)が届き次第レポートしていく。

・続き→Pixel7a向けクロスフォレスト「ガラスフィルム」は指紋認証できたか、画面保護シートモードを試す
・前回→完・Pixel 7aのMagSafe化 | TORRAS保護ケースを試す
・最新のPixel 7a記事一覧

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