Arrows Tab Q736/Mのベンチマークスコア、防水ワコムPCは使えるか | レビュー
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富士通 ARROWS Tab, Arrows Tab Q736/M, 製品レビュー
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すでにM1 MacBoook Airから乗り換えようか真剣に考えている2017年物のヴィンテージPC「Arrows Tab Q736/M」。
前回は電源アダプタを使わずにUSB-C充電に切り替えた話をレポートした。
少し記事にする順番は前後してしまっているが、下記の用途で理想に近いタブレットではないかと期待している。
- USB-Cで充電する(クリア!)
- 風呂場で13.3インチのWindowsタブレット
(動画、ブラウジング、クリスタetc・・・後日レビュー予定) - お絵描きタブレット(後日レビュー予定)
- M.2 SSD 2280換装可能(追加分が届き次第レビュー予定)
- ブログ更新、日常作業(メイン端末として)←NOW!!
今回はメイン端末として迎えるために必要な通過儀式「ベンチマーク」を行い、その真価を見極めたい。
Arrows Tab Q736/M レビュー Vol.03 | ベンチマーク
WindowsタブレットといえばLenovo Miix 2 8 などのように小さくて省電力、軽作業に耐えられるかどうかといった端末ばかりレビューしてきた。
もちろんSurface Proシリーズも試したが、正直なところWindowsタブレットは使用するたびに扱いにくい印象が強まっていく端末だった。
しかし、Arrows Tab Q736/Mは違う。
こんなにもWindowsタブレットでエキサイトしたことがあっただろうかというくらいに、違う。
ここで主要スペックを振り返りたい。
- プロセッサ:Intel Core i7-6600U
- メモリ:8GB
- ディスク:256GB(M.2 SSD 2280)
プロセッサは手持ちの2017年製・当時の最軽量ノートパソコン「LAVIE Hybrid ZERO(PC-HZ750FAB)(購入レビュー記事へ)と同じ。
未だバックアップ機として保管しているが、それと変わらないスペックとは思えないほど「Arrows Tab Q736/M」はサクサク動いている。
富士通のハイエンド高級タブレットは造りが違うのだろうか。
これでSSDを500MB/sから20000MB/sへ換装したらどうなるか、、、思わず分解テスト用に「Arrows Tab Q736/M」を追加注文してしまうほどの興味は抱いている。
なにはともあれベンチマークをみていきたい。
ベンチマークのスコアを知る。
ドラゴンクエストベンチマーク
初回は「低品質+720p」という構成で計測した。
スコアは「5367」で評価「快適」。
2回目は「標準品質+720p」で計測した。
スコア「2860」で評価「やや重い」という結果に。
3回目は「標準品質+1080p+フルスクリーン」と負荷を高めていく。
スコア「1894」で評価「重い」という結果になった。
やはり「Intel Core i7-6600U」の内蔵GPUにゲームは荷が重いようだ。
今回、ドラクエベンチマークを使っていて「Q736/M」がファンを内蔵していることに気付いた。
モバイル向けといってもCore i7プロセッサはTDP15W、高負荷を続けるとバッテリー消費が激しいこともわかった。
ディスク読み書き速度を計測する
続いてCrystalDiskMark 8.0.4によるストレージ速度をチェック。
事前調査のとおり500MB/s前後というスコアになった。
「Q508/SE」のeMMCでは読み込み400MB/s程度と速かったが、書き込みが55MB/s前後とeMMCらしい一桁遅い結果に終わっていた。
「Q736/M」はM.2 SSD 2280というだけあって書き込みも安定している。
それでもM1 MacBook Airや先日3Dプリンタ用として購入した小型ワークステーションのディスクに比べると4倍近く遅い。
SSDを換装してもグラフィックス性能は底上げできないが、単純にWindowsタブレットでSSD換装をするという行為に対する好奇心が強い。
その結果、少し悩んで約1万円で「Q736/M」を1台追加購入した。
この追加分については改めてレビューする予定。
次回は13.3インチで夢の大画面Windowsによる風呂タブレットを試した話を記録していく。
・次の話→入浴中に13.3型Windowsタブレットは使えたか | Arrows Tab Q736/M
・前の話→古いパソコンをUSB-Cで充電する方法 | Arrows Tab Q736/M レビュー
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