AYN Odin2は299ドル〜、まもなくクラファン開始
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最終更新日:2023/08/19
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ハンドヘルゲーム機を手がけるAYN社から数年ぶりにOdin(オーディン)がかえってくる。
これまで同社はAYN Loki(ロキ)やAYN Odin(オーディン)といった北欧神話にまつわる製品名のデバイスをリリースしてきた。
ダンまち好きとしては個人的に「次はフレイヤ様か!」と期待していたが、ゼウスに相当する”完璧で究極なシュシン様”がパワーアップするようだ。
そんなOdin2、まもなくクラウドファンディングが始まる。
AYN Odin2のクラファン開催へ
はじめにAYNの過去を振り返ると、同社はAYN OdinというAndroid搭載ゲーミングハンドヘルドをリリース、次にAYN Loki(ロキ)というWindows搭載ゲーミングハンドヘルドPCをリリースしている。
しかし、再設計や出荷遅延などにより成功したとは言えない結果に終わった。
そして原点回帰、Android搭載のAYN Odin2をリリースしようとしている。
残念ながらスペック詳細は公開されておらず、わずかなティザーから推測できる程度。
価格はRAM8GB + 128GB構成で299ドルが最小構成となり、そこからRAM12GB+256GBモデルとRAM16GB+512GBモデルの存在も明らかにされた。
また、Odin2は5色展開になることも伝えられている。
ボタン配置は一般的なゲーミングハンドヘルドと同じような構成、ディスプレイは形状からアスペクト比16:9ではないかと見られている。
プロセッサについては公表されていないがマーケティング資料にQualcomm Snapdragon ロゴがあることから初代と同じくQualcommチップとなりそうだ。
ちなみに初代OdinはWindowsをインストールしてデュアルブートに成功した強者がいる。
先日購入したROG AllyはWindows端末だがAMDなのでIntelチップのようにAndroidエミュレーターは動かない。
そう言った意味でARM版Windowsに魔改造できるAndroid端末「Odin」シリーズと、AMDで無理やりAndroidを動かせるWindowsを積んだ「ROG Ally」は似たもの同士に見えてくる。
AYN社は現在、AYN Odin Liteを200ドルほどで販売、Snapdragon 845搭載モデルは239ドル〜、RAM4GB+64GBのAYN Odin Baseは価格不明(在庫切れ)、RAM8GB+128GB搭載のAYN Odin Proは287ドルとなっている。
早期出資者に限るとはいえAYN Odin2が299ドルというのは魅力だ。
しかし、AYN社がスケジュール通りに計画を進めた実績がないことから通常販売が開始してから購入した方が良いという意見もある。
数ヶ月の遅延など、神話の世界では誤差程度といったところか。
北欧神話のオーディンは聡明で、いわゆるゼウスに相当する主神。
個人的には何でもこなせるWindowsモデルこそ「Odin」のイメージだが、自由すぎて狡猾で厄介事を持ち込むという皮肉を込めて「Loki」なのかもしれない。
下記INDIEGOGOの予告ページでは最大40ドルのサインアップが受付されていた。
Source : INDIEGOGO