8.68インチ「Blackview Tab 60」開封レビュー
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最終更新日:2023/10/06
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8インチAndroidタブレットのスペックが上昇を続けている。
ヒット商品といえる「ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro」に追いつくべく、BlaackviewからRAM12GB+ROM128GB+外部メモリ2TB対応という8.68インチ「Blackview Tab60」(2023年アップグレード版)が先日発売された。
発売から22日が経過したばかりだがAmazonランキング8位(2023/09/29時点)をキープ。
「Blackview Tab60」自体は以前より発売されていたがRAM6GBがRAM8GBとなり、さらにはRAM12GBへとアップグレードが重ねられている。
もちろんRAM12GBは物理RAM6GB+仮想RAM6GBという構成だが、片手で持てる8インチ台としては持て余すほどのメモリではないだろうか。
今回Blackview社より最新「Blackview Tab60」を提供いただき、第1回目として開封と初期状態をレビューしていく。
また、読者向けに10%OFFで購入できる独占クーポンを提供いただいたので併せて掲載したい。
「Blackview Tab 60」開封レビュー
はじめに「Blackview Tab 60」のスペックを確認していく。
「Blackview Tab 60」のスペック・仕様
画面サイズは8.68インチ(画面占有率84%)で解像度が1340×800(アス比16:10)のインセル採用IPSディスプレイ(輝度300nit)、コンパクトな筐体を強みとしており厚みは8.4mm、重さは公表値338gとなっている。
SoCはUNISOC T606(A75 x 2とA55 x 6の8コア、12nm)・GPUはMali-G571(650MHz)でRAM12GB(物理6GB+仮想6GB)、ストレージは128GB eMMC、外部メモリとしてmicroSDカード最大2TBに対応する。
通信はWiFi(2.4GHz/5GHzともに対応)、Buetooth、デュアル4G/LTE対応。
対応周波数は4G:(FDD-LTE)1/3/7/8/20;3G:(WCDMA)1/8;2G:(GSM)2/3/5/8。
衛星はGPS / Glonass / Beidou / Galieoの4つで位置情報を測定可能。
バッテリーは6050mAhと大きめ、8インチ台は重量を気にしてか意外と5000mAhとファブレットクラスの電池しか積んでいないこともあるので程よい容量だと思った。
インターフェイスは下図のような配置となっている。
ソフト面ではAndroid 13をプリインストールし、UIは独自の最新Doke OS P3.0を搭載して夜間モード・ダークモード・リーダー表示モード・分割画面・ワイヤレス投影・3本指スクリーンショットを提供する。
また、Widevine L1をサポートしているがNetflixだけ720p再生になるとのこと。
こういったWidevineの詳細などは有耶無耶にされてきたが、最近の中華パッドは激化する競争の中にあっても透明性を重視するようになった印象がある。
「Blackview Tab 60」の開封レビュー
ここからはBlackview社から届いたタブレット本体を開封していく。
1枚目の写真は香港から届いた段ボール、当日は富士通LIFEBOOK WU3/H2の到着日でもあったので「ん?」となってしまった。富士通に関しては別途レビューしていく予定。
海外ショップでは馴染みの厳重なテープ補強を剥がすと綺麗な外箱が登場。
上図では伝わりにくいが透明フィルムで保護され、綺麗な状態となっていた。
外箱の背面にあるシールを見ると最下部に技適マーク!! これはもしや製品提供では珍しい日本向けを発送してくれたのかもしれない!とソワソワしだす。
ちなみにバーコード部はGoogle Pixel7aのフォト編集で加工、変なバーコードが送られてきたわけではないので誤解なきように。
蓋を開けると上段に「Blackview Tab 60」本体、下段に同梱品(上図右)が入っていた。
ご覧のとおり海外プラグなのでAmazonで販売されている日本向けではないことがわかった。ーーーーということは海外ショップで購入しても技適対応が期待できそうだ。
ちなみに私は最近、Blackview社を含めレビュー依頼は何度も断っていた。
それでも今回ダメ元で声をかけてくださったようだ(気まぐれで申し訳ない)。それゆえ定期的にレビューを受けている人々はAmazonで販売される日本向けプラグの場合もある模様。海外プラグ=レビュー機というわけではない。
タブレット本体を見ていく。
背面はブルー系のカラー「Glacil Blue」、サラサラしていて表面と質感こそ金属風だが触れるとプラスチックであることがわかる。
金属ボディ特有のヒンヤリする冷たさはないので、寒い時期も持ちやすいだろう。
また、8インチ台といえば僅かな重量差が大きな意味を持つためプラスチック筐体を選んだのは良い判断だと思った。
カメラがある天面にはスピーカーホールとイヤホンジャック。
底面にはUSB-C、もう1つのスピーカーホール。
背面カメラ横には電源ボタンと音量ボタン、反対側にはSIMスロット。
ディスプレイに貼られた保護シートを剥がすと下から保護フィルムが登場。
この剥がす作業で気を抜くと保護フィルムごと持ち上がってしまったので勢いに任せないよう注意したい。
保護フィルムはガラス系ではないので擦り傷などに注意したほうがよさそう、指紋は広がるような感じで残るタイプだった。
アンチグレアではなく反射する仕様、良くも悪くもディスプレイ本来の性能を邪魔しないフィルムと言えそうだ。
電源ボタンの長押しによりAndroid OSが起動、上図のように言語を日本語にすると「ようこそ」となり、日本語でセットアップをすることができた。
Android OSの一般的なセットアップが続き、上図のようにシステムナビゲーションの設定を経て完了した。
起動後のレポート
ここからは初期セットアップでWIFI接続をせず、OSやアプリのアップデートを行わない状態の「Blackview Tab 60」を見ていきたい。
ホーム画面に余計なアプリはなく、シンプルな見た目となっていた。
ストレージ使用割合は10%、128GBもあるのでプライムビデオの一時ダウンロードや電子書籍の保存などを行なっても外部メモリを頼らずに使えそう。
メモリ拡張を見ると初期状態で仮想3GBが設定されていた。
仮想メモリの割合を変更した場合は端末の再起動が必要になるとのこと。
もともとの物理メモリ6GBでも十分だが、最大6GBの仮想メモリを追加することで12GBとなり2画面表示をしてもアプリが落ちることは避けられそうだ。
実際にYouTubeアプリ+Chromeブラウザの2画面分割機能を試した。
物理RAM6GBだけでも十分な動作内容だが、RAM12GBで再生とネットサーフィンを続けてもアプリが落ちたり変な動きをすることはなかった。
言い換えると仮想RAM6GBを追加しても物理RAMを先に使用してくれるようで、仮想RAMによる低速の影響は受けないのは有り難いと思った。
RAM不足に陥りアプリが落ちてデータを保存できないような事態になったとき、仮想RAMが使用されてアプリが継続されるならWindows OSと同じような感覚でノートアプリなどを安心して使えそうだ。
ドロワー画面をみるとGoogle系アプリのほかにAppleのアプリ「メモ」に似た「マルチテックメモ」や「システム最適化ツール」「ゲームモードツール」「FMラジオ」のほか「FansGuess」という海外作品が視聴できるツールが入っていた。
同名アプリがGoogle Playでも配布されているが、そちらは動画再生機能がないとのことだが「Blackview Tab 60」プリインストールされたアプリではマーベル作品などを選んで再生できる模様。
上図は、輝度最大にした状態で太陽光の下で撮影。
突き刺すような朝陽の中でも文字を読めて、動画も内容を把握できる程度だった。
AppleのiPad mini 6を重ねて撮影すると「Blackview Tab 60」は細長い形状であることがわかる。
そのため片手で持ちやすく、横向きにして動画視聴する時も黒いフチで覆われることがないのも良い。
低価格な「Blackview Tab 60」と64GBモデル=78,800円と高級なiPad mini 6は比較対象ではないと思う。
しかし、8インチの携帯タブレットとして見た時に動画視聴や持ちやすさにおいては「Blackview Tab 60」が扱いやすいと思った。
もちろんWidevine L1ながらNetFlixはメーカー非対応で720pまでという制限はあるけれど、8インチ台で高くない解像度なので720pで十分という人も多いはず。
「Blackview Tab 60」の価格・クーポン
2023アップグレード版と銘打った「Blackview Tab 60」の価格履歴を見ると2023/09/29時点で発売から22日しか経過していない。Amazonレビュー52件を1つずつ見たところ確かに全て2023年9月以降の投稿となっていた。
発売から22日で52件のレビューは多く、サクラかと思ったが不満を書いていたり日本向け電源アダプタの写真があるなど純粋な購入者のようだ。
価格について書こうと思ったが、記事投稿時点で「Blackview Tab 60」はAmazonランキング8位、その人気ゆえか「在庫切れ」で価格不明。
今回Blackview担当者より弊ブログ読者へ向けて10%OFFで購入できる独占クーポン「88OP6S5O」が発行されたので在庫が復活した際は活用いただけたらと思う。
下記の有効期限が記事公開のタイミングとは異なるため注意。
・開始時間、2023-10-5 23:00 JST
・終了時間、2023-10-19 23:59 JST
次回よりベンチマーク測定結果や電子書籍リーダーを読んだ感想、ゲームプレイなどを試していく。
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