「Widevine L3」をL1化する方法、ツールダウンロードから設定まで（Blackview Tab18 レビュー）

「Widevine L3」のL1化

これから書く内容は「中華パッドなら何でも使える方法だよ！」ということは断じてないので注意していただきたい。

それでもMediaTek Helio G99搭載タブレットであれば、L1認証済みなのにL3という場合、L1へと変えるための参考資料にはなるのではないかと期待している。

ツールのダウンロード、解凍など準備

はじめに今回のツールはWindows OS搭載デバイスと「Blackview Tab18」に接続するためのUSB-Cケーブルが必要になる。

上記2点を用意できたらDropBoxにある全ファイルをダウンロードする。

Dropbox内にあるRARファイル『DriverAssitant_v5.1.1』はPC接続時に「SmartPhonesNS:ConnectWithPreloader()〜」というダイアログが表示された際に使用するドライバーファイルなのでエラーが表示されたら使用する必要がある。

ツールで端末に書き込みを行う。

ここからは実際に端末へデータを書き込む作業となるため全て自己責任となる。

L3をL1にしたいけど情報がなくて途方に暮れている。なんとしても、わずかでも情報がほしいという時に参考情報として見ていただきたい。

【ご注意】
ここからは正確性を確保するため、Blackview社の手順書にある内容を加工したスクリーンショットで説明していきます。

まず先ほどダウンロードしたZIPファイル『G99写号〜』を解凍、そのフォルダ内にある実行ファイル「SN_Writer.exe」を実行する。

ツール内にあるボタン『System Config』を選び、同名のウィンドウが表示されたら下記の項目にチェックマークを入れる。

• IMEI
• Dual IMEI
• Enable RKP

次に、データベースファイルを選択していく。

上図の緑枠を選択して解凍フォルダ内にあるファイル『MDDB〜』（1）を選び、青枠を選びファイル『APDB〜』（2）を選択してボタン『Save』を実行する。

上記2つのファイル名は、記事投稿時点で次のようになっていた。

1. APDB_MT6789___W2317
2. MDDB_InfoCustomAppSrcP_MT6789_S00_TP769_S0_6789_LWCG_V0_0_5_S230731_1_ulwctg_n.EDB

ここでエクスプローラーに戻り、ダウンロードファイルの中からZIPファイル『Tab18_NEU_drmkey.zip』を解凍してフォルダ『composer』を準備しておく。

再びツールに戻る。

先ほどボタン『Save』を押したことでメイン画面へ戻ったら、今度はメニュー『Key Files』→『MTK HDCP/DRM KEY』を選択、ポップアップでボタン『DRMkey Dir』を選び、フォルダ選択画面で解凍したばかりの『composer』を選びボタン『OK』を押す。

再びメイン画面に戻るのでボタン『Start』を選択する。

ポップアップ画面に表示された入力欄『IME_1』『IME_2』に対して、「Blackview Tab18」の製品パッケージ背面にあるIMEI番号を打ち込んでボタン『OK』を選択する。

「Blackview Tab18」がシャットダウンして、ツール画面に『PASS』という表示を確認したらUSB-Cケーブルを取り外して電源ON、端末を起動する。

最後に通話アプリを開いて「*#*#87#*#*」を入力、TEEの各項目が全て合格していれば完了となる。

次回はpovo2.0（KDDI/au）や日本通信（ドコモ回線）を使った通信テストの結果をレポートしたい。

価格と独占クーポン

「Blackview Tab 18」は定価49,900円、メーカー提供クーポン「Tab18121501」適用で割引価格にて購入可能となっている。

クーポン有効期限は、2023年12月19日午後11時〜12月24日終日まで。

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前回→G99に指紋認証な12型2.4K「Blackview Tab 18」開封レビュー、スペック