G99搭載の6.7型タフネス「Blackview BV9300 Pro」のベンチマーク結果、iPlay50 mini Proと比較
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その他・中華タブレット Blackview, LEDライト, モバイルバッテリー, 製品レビュー
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Helio G99を搭載したタフネス・防塵防水で6.7インチと大きなディスプレイを持つスマートフォン「Blackview BV9300 Pro」のベンチマーク(処理性能とディスク性能)を計測した。
同じG99を搭載しており、先日は2024年モデル投入がJD.comで明らかにされた「iPlay 50 mini Pro」とスコアを比較していく。
上図はサブディスプレイで時計を表示している状態。
「Blackview BV9300 Pro」のベンチマーク結果
前回の開封レビューでは、次の点に魅力を感じるスマートフォンだった。
- モバイルバッテリー機能あり(逆充電)
- 100ルーメンの懐中電灯あり
- 大容量バッテリー15080mAh(代償:重い&厚い)
- 防塵防水+タフネス仕様(災害に強いスマートフォン、遺言とか残せそう)
- カメラ:後64MP/前32MPと高め
上記のカメラを除くとキャラが濃い。技適マーク取得スマートフォンでは類似アイテムが少なくなるのではないだろうか。
そんな「Blackview BV9300 Pro」の弱点はズバリ、重量と厚み、Widevine L3という3点だと思う。
Google Playに対応しているのでFireタブレットのようなAndroidアプリで困るようなことはないが、Widevine L3なのでデジタルコンテンツ保護と関係のないYouTubeなどを高画質で視聴する機会が多いのであれば問題ないだろう。
GeekBench 6のスコアとストレージ計測結果。
はじめにGeekbench 6.2.2のスコアを見ていきたい。
シングルコア=723、マルチコア=2022という結果になった。
GPUは上図右のとおり1294に。
ここで同じG99チップを積んだ「iPlay50 mini Pro」のスコアを振り返る。
シングル=712、マルチコア=1880なので「Blackview BV9300 Pro」のほうが良いスコアを残したことになる。
次に内部ストレージの読み書き速度を測定するアプリ「Cross Platfrom Disk Test」をインストールして内部ストレージの読み書き速度を計測した。
上図をみるとディスク読み書き速度は書き込み397.20MB/s、読み込み368.40MB/sだった。
一方、「iPlay50 mini Pro」のディスク読み書き速度は書き込み393.99MB/s、読み込み571.44MB/sとなっており、体感速度においてボトルネックとなるストレージは「iPlay50 mini Pro」のほうが速いという結果になった。
いずれも計測のタイミングなどにより数値が変わるため、絶対とは言い切れない。それでも参考の1つにしていただけたら幸いだ。
前回→もはやAndroid搭載モバイルバッテリー、100ルーメンで15080mAhのHelio G99搭載6.7型タフネス「Blackview BV9300 Pro」開封レビュー