もはやAndroid搭載モバイルバッテリー、100ルーメンで15080mAhのHelio G99搭載6.7型タフネス「Blackview BV9300 Pro」開封レビュー

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BlackViewの最新スマートフォン「Blackview BV9300 Pro」は見方によっては悪評を招きそうな尖ったデバイスとなっている。

一見するとゴツゴツした普通のタフネス・スマートフォンだが、そのスペックはHelio G99チップに6.7インチと1.3インチのデュアルディスプレイ、カメラは後64MP/前32MPと興味深い仕様。

さらに15080mAhのバッテリーはUSB-Cでの逆充電機能に対応し、100ルーメンのLEDライトまで備え、災害の多い日本にとって頼もしい災害スマートフォンともなりそうだ。

この記事では「Blackview BV9300 Pro」の開封とともに特徴的なパーツをチェックしていきたい。

「Blackview BV9300 Pro」開封レビュー

ここからは開封を行い、それぞれのスペックを記載していく。

画面サイズ6.7インチ、かつタフネス筐体ということもあり、製品パッケージはタフレットほどのサイズになっていた。

上図の右上にはRAM24GB+256GBと記載あり。RAM構成は物理12GB+仮想12GBとなっている。

RAM12GBもあればストレージからRAM領域を借りて遅くする必要もなさそうだ。

パッケージの蓋を開けると「Blackview BV9300 Pro」本体、AC電源アダプタ、USB-Cケーブルがあった。

今回はBlackview社から発売前に送られてきた海外モデルのため、上図の形状とは異なる可能性がある点に注意。今回は1月12日まで記事をひかえるよう指示があり、本日レビュー記事を公開している。

同梱品を並べて撮影。スマートフォン本体の下には、太めのストラップと説明書、ロゴ入りパーツが入っていた。

取扱説明書は上図のとおり、日本語表記にも対応している。

「Blackview BV9300 Pro」には保護フィルムが貼られている。上図の青いシールを引いて保護シートを剥がすことで保護フィルムを確認できる。

背面には1.3インチのサブディスプレイとカメラが配置されている。

上図のサブディスプレイとラベルの中間にNFCを搭載しているのでGoogle Payを使う際は、背面の中央を近づける必要がある。

上図でみるところのサブディスプレイ左側には広角カメラ、右側にはカメラと説明書に記載されていた。また、上部には撮影用のLEDフラッシュも用意されている。

「Blackview BV9300 Pro」の天面には100ルーメンという、なんとも明るいLEDライトを搭載している。

モバイルバッテリーにもLEDライト付きモデルを見かけるが、100ルーメンといった数値を掲載している製品は少ない。実際モバイルバッテリーのLEDライトは暗いことが多いので100ルーメンというのは災害時に頼れそうだ。

正面から見て左側面にはSIMスロットとアクションキーと呼ぶ、便利ボタンが用意されている。

興味深いのはSIMスロットがSIMピン不要となっていて、爪で取り出せるところ。SIMスロットを引き抜くと防水パーツも確認できた。

反対の右側面には指紋センサー内蔵の電源ボタン、音量ボタンが用意されている。

天面にはUSB-Cを配置、防水キャップで覆われている。

上図のように写真撮影のために取り外したところ、根本部分が強く(本当に、ぎゅーーーーっと強く)押し込まないとキャップが平らにならないので注意したい。

また、上図の手前からストラップホール、モノラルスピーカーホールがある。

「Blackview BV9300 Pro」を起動して設定アプリからシステム画面を開くと、上図のようにDukeOS4.0やストレージ使用状況、バッテリー容量などが記載されていた。

Android OS セットアップを完全オフラインで終え、アップデートを一切していない出荷状態のストレージは上図のとおり。

「Blackview BV9300 Pro」を使った感想。

「Blackview BV9300 Pro」を起動してから使い始めて、最初に思うのは『重い』ということ。

15080mAhというモバイルバッテリー単体でも「重いな」と呟きたくなる製品が多い容量だ。そこにデュアルディスプレイやタフネス筐体を加えているのだからタブレット並の重さが小さな端末に凝縮しているので、より一層重く感じる。

それでもモバイルバッテリーを主と思えば、非常に興味深いデバイスとなる。

上図はPixel 7aを充電中の「Blackview BV9300 Pro」だ。この場合は2台ともAndroid端末でアプリやエコシステムが重なってしまうが、iPhoneであればAppleとGoogleのサービスを効率的に利用できるだろう。

もう1つ、使用例を挙げるなら災害用。日常では小さな時計代わりに使うこと。

上図は1.3インチのサブディスプレイで時計を表示させているところ、キッチンやトイレ、洗面所といった任意の場所に置いておくだけで災害時に救いとなるかもしれない。

個人的に、勝手にイメージしたのは災害発生時に家具や建具に挟まれて身動きが取れず火が迫り、もう死を待つだけというときにカメラで遺言、ラストメッセージを残せる貴重なデバイスだと思った。

Blackviewキャンペーン情報

Blackviewは1月17日から19日までAliExpressでブランドデーに参加するようだ。

そこで同社は「Blackview BV9300 Pro」を価格199.99ドルで販売。さらに先着100名にAirBuds 6 TWSイヤホンを無料プレゼントするとのこと。

【ご注意】
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「Blackview BV9300 Pro」のAliExpressのキャンペーンリンクは下記のとおり。
→「https://s.click.aliexpress.com/e/_olFWYwq

続き→G99搭載の6.7型タフネス「Blackview BV9300 Pro」のベンチマーク結果、iPlay50 mini Proと比較

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