5年前のフラッグシップ「Galaxy Note9」と最新ミッドレンジ「Pixel7a」のベンチマーク比較

公開日: : サムスン , ,

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前回の記事では、ゲオモバイルの中古Aランク「Galaxy Note9」の開封を行った。今回はベンチマークを計測する。せっかくなので、5年前のフラッグシップは2023年売れ筋上位に君臨したミッドレンジ「Pixel7a」比較していく。

「Pixel7a」はハイミドルとも言われている。廉価版ではあるが、最上位Pixel 7 Proと同じSamsungとGoogleのチップ『Tensor G2』を積んでいるので「Galaxy Note9」には不利かもしれない。

この記事ではCPU/GPUだけでなく、ディスクのベンチマークも合わせて記録していく。

「Galaxy Note9」のベンチマーク結果。

今回の記事にあたり「Pixel 7a」はベンチマークを再計測した。理由はバージョンを「Geekbench 6.2.2」で合わせるため、2023年5月のベンチマーク記事ではPixel 6aと比較している。

「Geekbench 6.2.2」のスコア比較

はじめは「Galaxy Note9」の最新ベンチマークアプリで測定した結果を見ていきたい。

「Galaxy Note9」はチップ「Qualcomm Snapdragon 845」(オクタコア)、RAMが6GBという構成になっている。

上図は左から順にCPUとGPUのスコア。CPUはシングルコア=561、マルチコア=1857だった。GPUは2247という結果に。

続いて、「Pixel 7a」のスコア。

スコアは「Pixel 7a」のほうが高かった。CPUではシングルコアが約3倍、マルチコアは約2倍。GPUは1.5倍といった結果に。

やはり廉価版とはいえ「Pixel 7 Pro」と同じTensor G2搭載、最新ハイミドルとは大きな差がついた。だが、ブラウジングやYouTube 1080pなどで遅いというシーンはない。重いゲームでもしなければ大丈夫だろう。

そもそもPixel7シリーズのTensorは、AIを強く意識したチップ。上図にあるスコアであってもゲームには向いていない。
関連記事=Pixel 7 Pro、「原神」などゲームプレイで失望の声

iOSアプリのゲームが安定しているように、スコアが低くてもQualcom Snapdragonシリーズのほうがテスト済みであったり、最適化されている可能性もある。ゲームはともかくアプリの安定性ではAndroid端末の中ではQualcommチップの恩恵は得られると期待している。

ディスク読み書き速度をチェック。

次にストレージのベンチマークを計測する「CPDT Benchmark」(Google Playへ)のスコアを見ていきたい。

「Galaxy Note9」は書き込み速度=119.14MB/s、読み込み460.55MB/s、ランダム書き読み=5.13MB/sと18.41MB/s。

「Pixel7a」は書き=168.38MB/s、読み599.87MB/s、ランダム=23.32MB/sと14.72MB/sだった。

やはりストレージも新しい機種のほうがパフォーマンスが良さそうだ。しかし、ランダム読み込みでは逆転していたのでそこは期待したい。

次回は『本体のみ』で購入した「Galaxy Note9」がXperia XZのTVアンテナケーブルでフルセグが安定するのか、さらには個別に購入できるのか調べた結果をレポートしたい。

→今回レビューした「Galaxy Note9 SCV40」のゲオモバイル楽天販売ページ

前回→ゲオモバイルの中古Aランク「Galaxy Note9」開封レビュー、フルセグや傷など状態チェック

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