Crealityのオールインワン洗浄硬化機「UW-02」開封レビュー、スペック

公開日: : 最終更新日:2024/02/10 周辺機器 , ,

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Crealityが販売する大スペースの洗浄硬化機「UW-02」は洗浄と硬化の2つを行えるオールインワンモデル。洗浄カゴに水を入れて「水中二次硬化」を行えるという。

そんな硬化装置「UW-02」が届いた。

この記事では開封から主なスペックなどを記録していく。

「UW-02」開封レビュー、スペック

手元に届いた段ボールは見た目のサイズ(425x395x545 mm)に比べて軽かった。本体重量は8kg。重心は低い位置で均等になっている。

緩衝材は発泡スチロールだが粉になるタイプではない。カバーの内部に配置されているので量は想像より少なかった。

本体を取り出して撮影。オレンジ色のカバー内部には下図のボックスが入っていた。

洗浄カゴのサイズは240×160×200mm。

水中二次硬化をする際に活躍するボックス。製品説明では自動クリーニング機能を備えた「洗浄モード」として紹介されている。

蓋の4辺をパチパチと取り外そうとするとパッキンが吸い付くような感覚があった。硬化の際に沈殿するレジンなどが漏れないように加工されているようだ。

ボックス内には下図のパーツが入っていた。

特に重要なのは上図左の回転台。光反射設計となっており、UVライトを反射して硬化速度を向上するとしている。

黒いパーツがある面(上図)を下に向けて設置。

マグネット吸着なので近づけると適当な場所に落ち着いた。

洗浄カゴは取り出しやすいよう取っ手まで用意されていた。

このカゴは2つの洗浄方法に対応。造形物を置くタイプと吊るすタイプ。

3Dプリンターから直接吊るせるなら楽に見えるが、様々なレビューを見るとプラットフォームから剥がすのが大変という声もある。ここは実際に使わないとわからない。

洗浄下部は大型ファンブレードにより渦を発生させて余分なレジンを強力に取り除くとのこと。

洗浄サイズは240x160x200mm。

電源ケーブルは日本仕様、電源アダプタはファミコンのようなプラグとなっていた。入力100-240V、出力2.5A/60.0Wと見た目とは裏腹に高出力ではない。

これならUSB-Cでもと思ってしまうが、対応する電源アダプタとUSBケーブルを用意するのも割高になりそう。安全性まで考えると従来の電源コードがよいのだろう。ただプラグ変換アダプタさえ用意すればUSB-Cで電源まわりを簡略化できそうだ。

「UW-02」の本体といえる土台部分。中央に立つのはUVライトはデュアルバンド配列を採用、より均一に、より無駄のない硬化を目指したという。また405nmと385nmの2つの波長により様々なレジンに対応できると続ける。

オレンジ色のカバー部分は、2つの波長から99%盛れをブロックするとあった。

全面パネルから行えるタイマーなどと連動することを考えると光造形をするのに頼もしい道具となりそうだ。

パネルの文字は日本語ではないものの「清洗」や「快速」など漢字で推測できる範囲となっていた。

洗浄スピードはFast / Midiumの2段階を用意。洗浄時間は2/5/10/15/20/30分で調整できるとあった。

土台の両側面には排気口(上図)が用意されていた。金具加工により風が下へ吹くように設計されているので置き場所を制限することはなさそう。

背面のラベルには型番や重量などが記載されていた。製品ページでは8kgとあったが本体には7.1kgとなっていた。

PSEマークを確認。アマゾンの激安品はPSEマークがなくメルカリなどに出品できないので買い替えをする際など重要なポイントだろう。

背面ラベルの反対側には電源スイッチが用意されている。

以上がCrealityのオールインワン洗浄硬化機「UW-02」を開封、ここから実際に3Dプリンターを使って硬化する際に使っていきたい。

左から順に「HALOT-MAGE PRO」と「UW-02」。Creality社で揃えてあるだけあって統一感がある。

次回はSTLファイルを扱うスライサーソフト「CHITUBOX」をインストールしてあわよくば印刷まで行っていきたい。

印刷データは、ちょうどデッサンをしたいのでオリュンポス十二神の一柱「アプロディーテー」(printablesへ)と、乾電池のスペーサー(Printablesへ)あたりを印刷したい。

CREALITY HALOT-MAGE PROの関係リンクは以下のとおり。

次回→光造形で「電池スペーサー」を印刷した話。HALOT-MAGE PRO レビュー
前回→8K光造形3Dプリンター「CREALITY HALOT-MAGE PRO」開封レビュー、スペック

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