ワイモバイル「回線のみ」一括PayPay還元2万円分はお得か、月額料金を考える

公開日: : ワイモバイル ,

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ワイモバイルが期間限定で回線のみの乗り換えをしたユーザーに対して一括2万円相当のPayPayポイントを付与するキャンペーンを実施している。

これは後ほど別記事にする予定のiPhoneを安く手にいれる記事で利用すべく、ただの皮算用とならないか詳しく見ていきたい。

キャンペーン期限は2024年4月1日午後2時49分まで。

ワイモバイル「回線のみ」のキャンペーン開催中

はじめに通常の還元は1万円相当となっており、期間限定ながら2倍という数字が大きく掲載されている。

その条件として他者から回線ののりかえを行い、料金プランはシンプル2のMとLが対象、追加オプションはデータ増量(月額550円)への加入が必須となる。

このキャンペーンが発表された当初、とくに目新しさを感じずに記事で取り上げることなくスルーしていまった。しかし、iPhoneが安く入手できる可能性がでてきたため、今更ながら詳しくキャンペーンを見ていきたい。

対象外となる回線
ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイル(ソフトバンク回線)及びソフトバンク回線MVNOからののりかえは対象外。

加入オプションの条件
データ増量オプション(550円/月)は初めての加入で6か月間無料、加入しない場合は最大10,000円相当になる。
<Check>無料期間前にメールで通知が届くとのこと。

5〜18歳なら増額
1万円相当のPayPayポイントが付与される。

まず期限は4月1日の午後2時59分までということなので問題なさそうだ。

各プランによる還元状況
Sプラン=3000ポイント、MプランとLプラン=20000ポイント。新規の場合はSプラン=0、M/L=10000ポイント。

ポイントをもらうまでの3ステップ
<1>オンラインストアでSIMカードの申し込み
<2>回線開通作業
<3>開通後、翌月末までに届くメールでギフトカード受け取り。

PayPayポイントはワイモバイルの支払いに使えるのか

ワイモバイルのサポートページを見ると毎月の携帯電話料金の支払いに利用できるとあった。

その条件として契約回線とPayPayアプリの連携設定が必要とのこと。連携方法はサポートページにて画像付きで解説されていた。

PayPayで支払える料金
申し込み月に利用分の料金のうち、基本料、パケット料、通話料、通信料、オプション料、国際通話・国際データ通信料(SMS、国際ショートメール含む)、電話リレーサービス料、ユニバーサルサービス料、ソフトバンクでんき(合算請求の場合)、請求書発行手数料が対象。

一方、対象外となるのは「機種代金、コンテンツ情報料、ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い、ソフトバンク光、消費税など」と記載されていた。

ちなみにPayPayで支払ったとしてもポイントが付与されることはないとのこと。

月額料金を考える

ここからはワイモバイルの料金プラン「シンプル2」を見ながら安く済ませられるのか考えたい。

以下、全て税込計算。


(画像)SoFtBankプレスリリースより

PayPayポイント2万円相当を獲得するにはMプラン以上が必須、その中で最安となるMプランは基本料金4015円。

割引には次のようなものがあった。

  • PayPayカード割:▲187円
  • おうち割 光セット:▲1650円
  • 家族割引サービス(2回線目以降):▲1100円
  • 月間1GB以下の場合:▲1100円

上記のうち、すぐに利用できるのは最後の1GB以下くらいだろう。PayPayカードを組み合わせても▲1287円しか安くならない。

この時点で基本料金4015円ー割引1287円=月額2728円となった。

現在契約中の日本通信「合理的シンプル290プラン」は請求金額1392円となっていた。月間10GBまで使えるが毎月1GBも使用していない。

そのため、月額料金は次のように増えることに。

基本料金:4015円
PayPayカード割:▲187円
1GB以下:▲1100円
日本通信:▲1392円
===========
負担の増額分=毎月1336円

上記の毎月1336円分をPayPayポイント2万円分で支払い、何ヶ月維持すれば、いくら還元を得られるのだろうか。

PayPayポイント2万円相当キャンペーンはいつ解約できるのか

キャンペーンページの適用条件(共通)を見てみると次の3つがあった。

  1. 本キャンペーン期間中に、本キャンペーンの対象となる旨が表示された当社の指定する特定のWEBページから回線契約のお手続きを完了すること。
  2. 指定契約の対象申込種別かつ対象プランでお申込みをし、ご契約後の開通手続きを完了すること。
  3. PayPayギフトカードを、お受け取りいただいた月の翌月末までにPayPayにチャージすること。

また、次の注意事項もある。

※ PayPayギフトカードは開通月の翌月末までにメール等でお送りします。
特典の付与までの間に、対象の回線契約がキャンセルされている場合または料金の未払いがある場合は本特典の適用対象外とします。

ワイモバイルでは2022年2月1日以降から違約金を含めた解約金を撤廃しており、短期解約によるブラックリスト掲載を除いてペナルティはなさそうだ。

トラブル回避のために解約の申請は3ヶ月目あるいは6ヶ月目が良いと思う。

  • 3ヶ月目で解約:1336円x3=4008円(2万相当ー4008円=手元に15992円分)
  • 6ヶ月目で解約:1336円x6=8016円(2万相当ー4008円=手元に11984円分)

上記は日本通信290プランの差額で計算しているが、もともと1GBも使っていない回線を乗り換えるだけで1万円〜1.5万円が手に入るならお得なキャンペーンと言えそうだ。

ちなみにワイモバイルは月途中で加入した場合、初月は日割り計算になる模様(よくある質問ページへ)。月末へ近づくほど初月の費用を抑えられる。しかし、キャンペーンの早期終了も警戒する必要があるので注意。

もしかすると初月を3月20日あたりに契約して、2ヶ月目をフルで支払い、3ヶ月目の途中で解約申請するというのが最安かもしれない。

次回は、iPhone15を安く入手する方保を記録していく。

キャンペーン詳細は下記リンクより確認できる。

リンク:https://www.ymobile.jp/store/sp/sim/

続き→ソフトバンク回線なしの「iPhone15」=21,996円(12ヶ月返却)は買いか

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