Google、消しゴムマジックなどiOS/Androidユーザーへの無償開放を発表・スペック要件
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Googleは米国時間2024年4月10日、Pixel所有者とGoogle Oneユーザーに提供している「消しゴムマジック」や「ボケ補正」といった有料機能をiOSやAndroidを搭載した端末利用者にも無償で提供すると発表した。
サブスクリプション契約は必要ないという。
GoogleがAI編集ツールを無償提供へ
GoogleによればMagic Editor、Photo Unblur、Magic Eraser などの強化されたAI編集機能をサブスクリプションなしで全てのGoogleフォトユーザーへ提供、サブスクリプションを契約する必要もないとしている。
非常に強力な「消しゴムマジック(Magic Eraser)」だけでも無償提供はありがたい。そこへボケてしまった集合写真などを鮮明にする「ボケ補正(Photo Unblur)」も対象に。
そして、さらに強力な人物を移動(下図)したり天気などの背景を変えてしまえる「Magic Editor」までが対象となっている。
これらの有料機能をGoogleフォトアプリさえインストールすればAndroidおよびiOSユーザーに無償提供する。
ただし、「Magic Editor」は毎月10回までに制限される。それを解除するにはPixelデバイスを購入するかGoogle Oneの2TBプラン以上を契約する必要がある。
利用できるデバイスのスペック要件
今回の無償提供が受けられる対象OSはChromeOSバージョン118以降を搭載したChromebook Plus。
RAM3GB以上のAndroid 8.0以降、iOS15以降の端末。
Magic Editorについてはシステム要件としてRAM4GB以上が必要になるとのこと。
全ての機能は2024年5月15日から数週間かけて順次提供される。
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Googleの消しゴムマジックは非常に強力でPixel 6aやPixel 7aを手放せない理由の1つとなっていた。もちろん持ち続ける最大の理由はPixelのカメラ性能なのだけれどスマホ1つで完結できてしまうことが驚異的だと思っている。
せっかく開発したAI編集ツール、Googleとしては利用制限を設けることで無償開放し、多くのユーザーをPixelデバイスあるいはGoogle Oneへと取り込みたいのだろう。
リンク:Google Blog