TLCが世界初の三つ折り7.85型スマホ披露、厚み0.5mm未満の極薄に
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その他・中華タブレット TCL, フォルダブル
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カリフォルニア州のベイエリアにあるSan Joseで開催されたディスプレイ国際学会”SID 2024”において、TCL Huaxingが世界初の7.85型スマートフォンを披露して脚光を浴びている。
まったく新しいモバイル体験を提供するイノベーションであり、携帯技術の世界を大きく進歩させた海外メディアは評した。
TCLの世界初7.85インチ三つ折りスマホとは
“Free-type,” – そう呼ばれるトリプルフォルダブルスクリーンはG字型とZ字型の折りたたみ機構をサポートする独自技術TCL Huaxingがある。
柔軟性が高く、市場に出回る主要なタブレットのアスペクト比に限りなく近い比率で完全にフラット化できるのが特徴。
この様々なパターンで折り曲げられるスクリーン機能によりユーザーは多用途に使いこなすことができるという。
“Free-type,”の強み、魅力として次のような項目がある。
- Tandem / LTPO,/ PLP といった複数の低電力技術を内蔵、高い輝度を維持しながら低消費電力を実現。バッテリー寿命を最大限に延ばすことに成功。
- 三つ折りという階段状のデザインを持つスクリーンの厚みは0.5mm未満となる472ミクロンと極薄。スマートフォン本体の厚みは17mmにまで抑えられコンパクトに。
- TCLは“Free-type,”でもう1つの世界初を実現。それは7.85インチの画面下3D顔認証を披露したこと。極薄なのにスクリーンの下に生体認証を内蔵している。
- ピクセル密度は420PPIに達しており、2024年時点における主要デバイスが持つ表示品質と差異を感じることのない視覚体験を提供する。
- 三つ折りの極薄ながらリフレッシュレート120Hzを実現。ゲームや映像配信、グラフィックスを多用するアプリケーションに最適なデバイスに仕上げた。
以上のような良い意味で斜め上をいく技術革新を遂げた“Free-type,”はいくつもの世界初を成し遂げている。
このTCLが開発したコンパクトなスマートフォンと7.85インチのタブレットへのシームレスな切り替え技術は、モバイルテクノロジー業界に大きな変化をもたらすと海外メディは報じた。
とくに画面下の3D顔認証はスロットや穴を必要としないことも高く評価されている。
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