13型「Blackview MEGA 8」で大判カラー雑誌は快適に読めるか、レビュー
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最終更新日:2025/05/03
その他・中華タブレット Blackview, 新製品, 製品レビュー
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先日より非常に稀なKindle Unlimited 2ヶ月=0円キャンペーンが実施されている。
何が貴重かといえば私のようなキャンペーン利用済みユーザーも再び0円のチャンスがあるから。そんなタイミングは年に1度のプライムデーくらいしかない。しかも、そのプライムデーは7月開催が予告されている。つまりうまくいけばKindle Unlimitedが4ヶ月近く無料なんて旨い話が———。
そんな電子書籍の読み放題を活かせるのはノートパソコンやミニPCではなく、タブレット端末だろう。

日常で使用しているM1 MacBook Air(日常デバイス)と富士通LIFEBOOK WU3/H2(メモリ32GBでお絵かき+3D制作デバイス)は13インチという画面サイズ。これが自分に合っている。見やすい。
そして今回レビューする「Blackview MEGA 8」もまた13インチなのだ。
この「Blackview MEGA 8」でKindle Unlimitedの大判カラー雑誌を読めるのか試した。
(UPDATE:2025/05/03)
AndroidでもKindleアプリから電子書籍を購入できないと書きましたが、Kindle Unlimited契約中はボタン「今すぐ読む」を選択すればブラウザを経由することなく購読できました。
13型「Blackview MEGA 8」で雑誌は快適か
13インチ重いかも・・・は杞憂だった件。
先に感想を書くなら「さすが13インチ、見やすい快適。」となる。
実をいうと「本を読む」という行為のため、手に持つから重くて実用的ではないかも・・・などとネガティブモードに突入していたのだが、杞憂だった。
それは何故か。
そう、実物は大判雑誌そのものが重く、フルカラーの大きなページをめくる際にはサイズが2倍まで広がる。しかも紙だから”しなる”わけで、それらを支えるわけだ。
そういった煩わしさがタブレットにはない。
しかも自由に拡大できる。これが強い、本当に便利だと思う。
雑誌では虫眼鏡かスマートフォンで撮影して拡大して細部をチェックするという作業になるだろう。未体験のクリエイターの人なら服飾デザインやら建築家具の意匠を調査するといった際に僅か指2本で神が宿る領域へとアクセスできることに震えを覚えるのではないだろうか。

物理メモリ12GBを積んでいるのでKindleアプリを開いたままブラウザでAmazon.co.jpにアクセスして関連書籍をUnlimited(上図)したり、スクラップブック作成はもちろん、ChatGPTで深掘りすることもできる。
ちなみにiOS/AndroidのKindleアプリとAmazonoショッピングアプリではアプリ内課金で書籍を購入することはできない仕様(詳しくはAmazon公式FAQへ)になっており、上図のようにChromeなどのブラウザで購入手続きすることになる。
おすすめの使い方、読み方。
13インチと大きくて、それなりに重量はあるものの紙のフルカラー雑誌と比べると大きな差は感じない。なんなら付属の専用ケース(風呂蓋)でスタンド状態にして同じく付属のスタイラスペンでページ送りするスタイルも選べる。紙の書籍では「置き読みスタンド」を実現するのは地味に難しい。細かいことをいえばスタンドのために本に折り目をつけると後で置いた時に勝手に開いたりするので、この点だけでも強みと言えるだろう。
それとDIY関連とかリフォーム関連といった大判カラー雑誌を一気読みする際に部屋が散らからないこと、ブックマークみたいな機能で気軽にまとめられることが便利だと感じている。

上図はサンプル範囲の目次ページ。
こういうサラッと読みたい時は横向き表示、より詳しく大きく見たい時は縦向き表示。さらに写真を拡大することもできる。
バッテリーが11,000mAhと一般的なノートパソコンの電池容量10,000〜15,000mAhに該当するほど容量が大きいので電子書籍なら長く読み続けられた。
Kindleリーダーのように白黒ではないのが強く、E-INK特有のタッチ遅延もないので個人的には大判のカラーページをめくるより早くてラクという印象。
余談だが、米Amazonは現地時間2024年10月30日にカラー版Kindleリーダー「Kindle Colorsoft Signature Edition」を発売(詳細は米Amazon販売ページへ)している。その際、日本向けにはモノクロディスプレイの「Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション」が発売(まだ販売していた→Amazon販売ページへ)された。
仮にカラー版Kindleが発売されてもタッチ反応の残念さが改善するとは思えない。私が過去に2台ほど購入したKindle Oasisのようなボタン搭載モデルでなければ買わないだろう。
そういったわけで「Blackview MEGA 8」のような大画面13インチで解像度「1920×1200」の大容量11000mAhは電子書籍リーダーとして優秀なのではないだろうか。
貴重なKindle Unlimitedの2ヶ月0円キャンペーン詳細は当時のセール記事「過去利用者も対象!Kindle Unlimiteが2ヶ月=0円の「ゴールデンウィークセール」実施中」で確認いただきたい。
7月のプライムデーでも0円キャンペーンが来れば延長も期待できる。振り返ると前回は2024年10月開催の「プライム感謝祭」で3ヶ月0円(当時の記事へ)だった。
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気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。





















