(秘密クーポンあり)オフライン翻訳が便利、SIMスロット搭載「Timekettle T1」開封・試用レビュー
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「Timekettle T1」開封・試用レビューのラジオ版(PodCast)は下記プレイボタンを押すことで聴くこと(2倍速対応)ができる。
今回は、Fluentalk の「Timekettle T1」という翻訳機についてレビューしていく。
4インチ「Timekettle T1」は、8言語13組のオフライン翻訳に対応し、通信不要で使えるグローバル対応の翻訳機。翻訳モードは5種類あり、0.2秒の高速レスポンスや90以上の言語アクセントを認識するなど多機能。バッテリーは連続3.5時間駆動。
今回はメーカー様よりタブクル読者向けに秘密クーポンが発行された。一般公開されていない割引なので純粋にお得な価格で購入できるクーポンとなっており、記事末尾にて詳細を確認できる。
「Timekettle T1」開封・試用レビュー
製品特徴をチェック
対応言語とオフライン性能
この翻訳機は、英語、日本語、中国語、フランス語などを含む8つの言語に対応し、13組の言語ペアでオフライン翻訳が可能。
たとえば「英語から日本語」のような一方向の組み合わせを1組と数えており、言語ごとに双方向の翻訳が利用できる。
通信圏外でも翻訳ができるという点は、旅行先や電波が不安定な場所でも安心して使える大きな魅力といえそうだ。
通信方式とSIM対応
本体にはeSIMが内蔵されており、グローバル通信に対応。Wi-Fi環境がなくても翻訳機能を活用できるようになっていて、さらにnanoSIMも使用可能。加えて、2年間の通信サービスが付属しており、面倒な契約手続きなしにすぐ利用を始められるという嬉しい特典がついている。
アクセント対応と翻訳速度
対応アクセントについては「40言語・93アクセント」とあり、非常に幅広いアクセントに対応している。また、翻訳速度はわずか0.2秒とされており、ほぼリアルタイムでの反応が期待できます。
本体仕様とディスプレイ
製品は非常にスリムでコンパクトな設計となっており、ディスプレイサイズは4インチ。解像度は540×1080ピクセルのHD仕様。重量はわずか115gと、持ち運びに負担のない軽量さが魅力となっている。
翻訳モード
翻訳モードは全部で5種類が搭載されていた。
- ワンタップ翻訳
- チャット翻訳
- 画像撮影翻訳
- 超高モード
- 道案内モード
バッテリー性能
バッテリーに関しては、以下のような仕様に。
- 3.5時間の連続駆動
- 最大4日間の待機時間
- フル充電までの時間は1.3時間
ここからは実機を見ていきたい。
「Timekettle T1」の開封
ここからは、実際にタイムケトル T1を開封したときの様子を写真とともに紹介していく。
まず最初に手に取ったのはパッケージ。これがなかなかしっかりした作りになっていて、簡易梱包というよりも、昔ながらの“ちゃんとした箱”という印象を受けた。
背面は英語表記。翻訳機らしい海外製品の雰囲気が漂う。
箱の中身を取り出してみると、iPhoneやPixelのようなスマートフォンのパッケージとよく似た構成で、中央にしっかりと翻訳機本体が収まっていた。
パッケージには、ストラップ、USB-C to USB-Aの充電ケーブル、そしてNano SIM用のSIMピンが同梱。
翻訳機本体だけでなく、必要な周辺アイテムも揃っており、開封後すぐに使い始められる構成となっていた。
その下には小さなガイド類が重ねられており、説明書やSIMピンなど、使用前に目を通しておきたい情報が入っている。
説明書は日本語にも対応、同梱品の確認などがしやすく、初めての人でも安心して使い始められるようになっていた。
本体を取り出すと、まずその小ささに驚かされた。4インチのディスプレイは数字以上に小さく感じる。
長年iPhone SEシリーズを使っていたが、それよりも一回りは小さい印象。
小さなポケットに入り、片手でも負担にならないサイズ感。
デバイスの側面を見ると、3つの物理ボタンが並んでいるのが確認できる。
後で使ってみて分かることだが、これらは翻訳機能を即座に起動できる便利なボタンだった。赤いボタンと青いボタンがあり、それぞれで話す言語を切り替えることが可能。
これが便利。
そしてもう一つの黄色いボタンは電源ボタン。
これらの物理ボタンがあることで、音声AIが発展した時代でも操作に迷うことなく直感的に翻訳できるのは大きな強みだろう。
これらのボタンとは反対側の側面には音量調整用のボタンが配置されていた。
全体的に見て、よく考えられたインターフェース配置だと感じる。
本体の底面にはUSB-Cポートが配置されており、すぐ横にはストラップホール。
その周囲にはマイクやスピーカーと思われる小さな穴が開いていて、音声入力・出力用の設計がされている模様。
実際に使ってみよう。
本体右側面にある黄色いボタンを長押しすると、電源が入る仕組みとなっている。
操作性は一般的なAndroidスマートフォンと大差なく、誰でも直感的に扱えた。
起動直後、「こんにちは」というメッセージが画面に現れ、その後も複数の言語による挨拶が順番に表示された。
上図は「こんにちは」と日本語が表示された瞬間を写真に収めている。
セットアップ手順も、Android OSに慣れているユーザーであれば特に迷うことはない構成。
初期設定を終えると、まず注意書きの画面が表示された。
内容は、あらかじめ内蔵された2年間の通信パケットがすでに有効化されており、ユーザー側で新たにサービスを契約したり、nanoSIMカードを挿入する必要はないという案内だった。翻訳機を手にした瞬間からモバイル通信が使えるというのは、実用面で非常に大きなメリットだと感じた。
ホーム画面が表示されると、上部には時間と日付が確認でき、その下に翻訳機能に関連するウィジェットが並んでいた。
見た目はAndroidスマートフォンというよりも、いわゆる簡単スマホのような印象で、必要最小限の機能に絞ったUIとなっている。
最上段にはオフライン翻訳、続いて言語パックの管理、翻訳モードの切り替えなどが配置されていた。画面の左側にあるボタンについては後ほど触れることにする。
まずはホーム画面左下のカメラアイコンを使い、パッケージ背面の英語テキストを翻訳してみた。
表示されたのは、英語の上に日本語が重ねて表示される仕組みで、画面上に違和感なく訳文が現れる。
翻訳テキストは表示/非表示の切り替えが可能となっており、原文と訳文を交互に見比べながら使うことができる。
ちょっとした語学学習にも役立ちそうだ。
続いて試したのは、オフラインの会話翻訳機能である。
本体側面には青と赤のボタンがあり、それぞれが異なる言語を担当する構成だ。
今回は青いボタンに英語、赤いボタンに日本語を割り当てた。赤を押しながら日本語で話すと英語に翻訳され、青を押して英語で話すと日本語に訳される。トランシーバーのような感覚で使える点が印象的だった。
この会話翻訳機能は、完全にオフラインで動作するようになっている。
つまり、Wi-Fiやモバイル通信が利用できない場所でも、翻訳が可能だ。
ただし、使用前に対応言語のパックを端末にダウンロードしておく必要がある。なお、日本語の言語パックは初期状態ではインストールされていなかったため、最初に利用する際は忘れずにダウンロードしておくとよい。
ホーム画面と6つの機能、各モードの使い勝手を検証
ここでは、タイムケトル T1のホーム画面からアクセスできる各種機能について、実機を操作しながら確認した内容を紹介していく。
まず、ホーム画面を右にスワイプすると、6つの主要機能が並んだ専用画面に移動する。
画面上部には「ログインしていません」という表示があり、その下には「残り700日以上のデータサービス」という内容のメッセージが確認できた。
SIMやWi-Fi設定をしなくても、すぐに翻訳機能を利用できる安心感がある。
以下は、その画面に表示されていた6つの機能だ。
- チャット翻訳
- 聴講モード
- 利用ガイド
- 音声メモ
- 履歴
- 設定
チャット翻訳を起動すると、画面が上下に分割された状態になり、「英語を話してください」「日本語を話してください」といった指示がそれぞれのエリアに表示される。
T1をテーブルの中央に置けば、2人の間で自然に会話を進められる設計だ。
しかもこの機能はオフライン翻訳に対応しており、ネット環境がない状況でも使える点が非常に便利だと感じた。
次に試したのが「聴講モード」だ。このモードではマイクボタンをタップして翻訳を開始する形式となっており、リアルタイムでボタンを押し続ける方式とは異なる。レコーディングアプリに近い操作感で、話した内容を翻訳結果として出力する。英語の動画を流しながらリアルタイムで日本語に変換していくといった使い方にも適している。こちらもオフラインで動作するため、電波状況に左右されない点がありがたい。
利用ガイドでは、ワンタップ翻訳、カメラ翻訳、クイック翻訳といった基本機能の使い方が説明されていた。初めて使う人にも配慮された構成で、端末操作に不安があるユーザーにも優しい設計となっている。
音声メモ機能は翻訳というよりは録音に特化しており、使い勝手はGoogle Pixelの録音アプリに近い。ボタンを押すと音声の録音が始まり、それと同時に文字起こしがリアルタイムで行われる。録音後にチェックマークをタップすると保存の確認が表示される構成だ。なお、この機能はオフライン翻訳には対応していないため、利用時にはネット接続が必要となる点に注意が必要だ。
履歴機能では、これまでに使用した翻訳機能の履歴が一覧で確認できる。どの機能をどのタイミングで使ったかをあとから振り返る際に便利だと感じた。
設定では、ネットワークや言語パック、画面の明るさ、スリープまでの時間、フォントサイズなど、さまざまな項目をカスタマイズできるようになっていた。さらに、緊急時のためのSOS機能も搭載されており、国を日本に設定すると「警察(110)」「救急(119)」といった番号が表示される仕様となっている。ただし、実際にこのボタンを押しても発信は行われなかったため、参考表示にとどまるようだ。
設定画面の下部には、世界時計の表示エリアがあり、2カ国分の時刻を確認できるようになっていた。システム設定では、言語やソフトウェアの更新、リセットなど、Androidスマートフォンと同様の操作が可能だ。さらに、サポート情報として公式サイトやメール、オンラインカスタマーサービスの案内も表示されていた。
ホーム画面に戻り、今度は左にスワイプ。すると、東京とワシントンの2都市の時刻がアナログ時計形式で表示された。
現在のドル円為替レートも一緒に確認できるようになっていて、その下には旅行時に役立つ会話フレーズがまとまっており、「緊急時」「交通」「病院」「銀行」「ホテル」「レストラン」といったカテゴリごとに、代表的な例文が音声付きで再生できるようになっていた。
たとえば「こんにちは、警察にはどこへ行けばいいですか?」といった表現や、「体のここが痛いのですが」といった具体的な状況説明も、言語を選んで再生するだけで相手に伝えられる。ホテルに到着した際には「2泊したいのですが」や「Wi-Fiは無料ですか?」といったやりとりにも対応しており、実際の旅行や出張時に非常に重宝するだろう。
最後に、道案内モードについても触れておきたい。これは地図上で目的地を示したり、道を尋ねる際に使えるモードであり、位置情報サービスと連携しながら的確なフレーズを提示してくれるようだ。
SOS機能については、あくまで緊急時の番号を参照する表示にとどまり、端末から直接電話をかけるような仕組みにはなっていない。実際に発信可能かどうかは検証できなかったが、期待しすぎず目安として利用するのがよさそうだ。
以上が、T1を実際に起動して試した際の流れと所感である。翻訳精度や動作速度もさることながら、セットアップのしやすさやオフライン動作の安心感が特に際立っていた。言語の壁を越える道具として、非常に完成度の高い一台だと感じた。
次回はWWDC25のApple中継が英語だったので、T1を使ってリアルタイムかつオフライン翻訳をした感想をレポートしたい。
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Amazonでの通常価格は43,999円。
今回はメーカー様より専用の秘密クーポンコード「KUZUJV59」を発行いただいている。専用ページからレジへ進んだ先で適用することで5%割引になるとのこと。
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気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。