Rockchip CPU、Androidでの『マルチウィンドウ』サポートを発表(4つの特徴)
公開日:
:
ニュース
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
中国Rockchipは現地時間7月22日、同社のCPUが動作するAndroid4.2.2においてマルチウィンドウをサポートする『Android Multi-Windows』をリリースしました。
Rockchipの『Android Multi-Windows』とは
Rockchipが発表したニュースには『Android Multi-Windows』の特徴が記載されていました。
特徴1.複数のアプリを画面上に表示するマルチウィンドウ対応
Rockchipがリリースするアップグレード版『Android Windows』(MicrosoftのWindowsではありません。)は1つの画面で複数のアプリ(窓:Windows)が表示できるとして、映画上映中にブラウジングが楽しめるとのこと。
現在、iOS / Android / Windows においてマルチタスキングでの通話は実現できていないとしています。
特徴2.タッチジェスチャーによるウィンドウ管理
『Android Windows』により複数のアプリが同一画面上で動作できるほか、2本や3本指のマルチジェスチャーによるウィンドウ管理をサポートしているとのこと。
例として2本指でウィンドウ管理モードへ切替えなどが可能としています。
特徴3.ソフトキー『マルチタスク切替ボタン』の配置
『Android Windows』ではマルチタスク切替用のソフトキーが配置され、1/4の画面領域やタイル、拡大縮小、任意のアプリ(翻訳など)をユーザは行えるとしています。
特徴4.画面分割バーの追加
1つのキーで画面を分割できるバーを追加し、サイズの変更にも対応しているとのこと。
特徴5.ジェスチャーによる映画のスクリーンショット対応
この機能によりユーザーは、どのような領域であってもジェスチャーによるスクリーンショットが可能としています。
例として映画などのスクリーンショットが禁止されているアプリでもジェスチャーによる撮影が可能で、創作活動を支援するとのこと。
RockchipはAndroid4.2.2において初となるマルチタスク、分割画面、ジェスチャーによるスクリーンショットに対応したとして今後もユーザーエクスペリエンスとユーザビリティを促進するとしています。
Rockchipは中華パッドなどで多く採用されるCPUのため、今後は中華パッドでマイクロソフトのWindows OSに似たマルチウィンドウ、マルチタスクが実現可能となれば価格が安いだけではない、新たな魅力が開拓されることになります。
この話には続きがあります。