米英の情報機関、スマートフォンに侵入可能(閲覧範囲と侵入方法):NHK他
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NHKは9月9日、アメリカとイギリスの情報機関が「iPhone」などのスマートフォンに侵入して利用者の位置情報といった個人情報を入手できる状態であると独「シュピーゲル」が報じたと伝えています。
米英の情報機関、iPhoneに侵入可能
NHKによると、独「シュピーゲル」が7日に伝えた内容は、米CIAの元職員(スノーデン容疑者)から提供された極秘文書内に記載されていた情報とのこと。
その内容としては、米NSAと英情報機関が iPhone や Android を搭載した携帯端末に侵入して以下の個人情報を入手できる状態にあるとしています。
- 電子メール
- 電話番号
- 利用者の位置情報ほか
その他、海外では以下の情報も入手できると伝えています。
- SMSメッセージ
- 連絡先リスト
- 地図のメモ
更にNSAはスマートフォン内部に保持されているユーザーデータへの秘密アクセスができることを目標としてワーキンググループを設置したとのこと。
現在の侵入方法はミニプログラム(スクリプト)で行われ、iPhone では38機能にアクセスできるとしています。
BlackBerry OS については2009年のセキュリティ・アップデート(具体的にはデータ圧縮方法を変更など)で一度は侵入できなくなったものの、2010年には英情報機関が解読したとしています。また最も難読であったBlackBerryのメールシステムにアクセスできたと成功が記録されているようです。