Google、自動車向けOS『Android Auto』のUI公開―アプリも披露
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Android Android Auto, 自動車
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Googleが開発者向けに自動車向けOS『Android Auto』のページを公開、ユーザーインターフェイスや一部のアプリを画像付きで披露しました。
『Android Auto』のUI公開、アプリ披露
『Android Auto』は最近リリースされたウェアラブルOS「Android Wear」と同じAndroidベースのカスタムOSで自動車向けのインターフェイス・操作性を備えたアプリを目指していると思われます。
『Android Auto』の初版は音楽(オーディオ)、ポッドキャスト、ラジオ放送、ニュースアプリなどのメディアアプリケをサポートし、通知には既存のAndroid APIを統合、ボイスコマンドに対応しメモ作成や特定の曲を流すことが可能としています。開発者が既存のAndroidアプリを『Android Auto』に対応させるためには定義されたインターフェイスとサービスに従う必要があるとのこと。
『Android Auto』アプリのデザインほか
『Android Auto』アプリのデザインについて運転者の安全を確保し世界中の法律に対応するため標準UIが提供され簡素化されていることが条件であり、最小の労力で必要な情報を得られることが望ましいとしているほか、スマートフォンなどのAndroid端末と接続し情報を補強できるようになる模様。
また、アプリのレイアウトについて開発者は独自にアイコンやリンクを追加したりサイズ変更や画面を増やすといったこともできないようで、Googleが許可した範囲であれば可能とのこと。安全性や法律に従う関係上、仕方がないと言えそうです。
その他にアーキテクチャや昼夜に自動で切り替わるUIの説明などが画像付きで説明されています。
バッテリーのアイコンがあるということで『Android Auto』対応の自動車に7~8型タブレットを差し込むとUIが切り替わるといった感じになるのでしょうか。そうであれば8月21日にTOYOTAが台湾においてASUS子会社「UniMax」との共同開発により発表したNexus 7 (2013)車載システム『TOYOTA Intelligent System(TIS)』が思い出されます。
車メーカーらしく既存のカーナビに近いユーザーインターフェイスでしたが、『Android Auto』ではGoogleが定めた世界の多くで使えるユーザーインターフェイスになると思われます。
下記いずれのリンク先でも複数の画像が確認できます。
Source:Android Auto – Google/arstechnica