Google、Androidも搭載するデュアルOS版2in1『Chromebook』を年内発売か
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Googleが2015年内にもAndroid OSとChrome OSを搭載したデュアルOS版2in1『Chromebook』の投入を計画しているとDigiTimesが伝えています。
デュアルOS版『Chromebook』開発か
DigiTimesによると2in1「Chromebook」はGoogleブランドで開発されており、今年の開発者会議Goolge I/O 2015で発表される予定のほか、2015年内に幾つかのメーカーから2in1「Chromebook」が発売される計画だと伝えています。
デュアルOS版Chromebookはタブレット部にAndroidを搭載し、着脱可能なキーボードにChrome OSを搭載しているとのこと。
Googleは昨年のGoolge I/OにてChromebook上でAndroidアプリが動く計画を明らかにしていました。
この情報が本当であれば2015年は2in1デバイスの年となりそうです。
Androidのマルチウィンドウ化は実現するか
2014年10月、Android Lollipopでマルチウィンドウ機能が提供されるとして話題になりましたが、Android Oneなどを見ているとエントリーモデルでも軽快に動作できるよう幅広いデバイスに対応するため、Android OSはシンプルであり続ける必要があると思います。
そう考えると4インチなどの小型デバイスでは使わないであろう軽作業向けの機能ともいえるマルチウィンドウを標準で提供するのか疑問に思えてきました。
デュアルOSタブレットの存在
最近、中国メーカーから相次いでデュアルOSタブレットがリリースされています。シンプルUIのAndroidとマルチウィンドウのWindowsということで再起動が必要としても用途が重ならないため有用です。
Chromeがクラウドを活用した軽作業向けOSとして展開されるのであれば、GoogleがChromeとのデュアルOS環境を提供して公式にサポートし、現状のWindowsデュアルOSという流れを変えに来るかもしれません。
中国メーカーもChrome/AndroidのデュアルOSへ更にWindowsを追加したトリプルOS、またはキーボードドックのOSをWindowsに置き換えるといった対応を検討するかもしれませんが、、、。
今年のGoogle I/Oも楽しみです。
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Source:DigiTimes/NOTEBOOKITALIA