N-trigペン付属ハイエンド2in1『VAIO Z』発表、Surface Pro 3とスペック比較・価格
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VAIO
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VAIOは2月16日、Core i7 (28W)プロセッサを搭載しながらJEITA2.0で15.2~15.5時間という駆動時間を実現した13.3型2in1『VAIO Z』(ブラックとシルバー)を発表しました。
ソニーストアでは本日より個人向けに税抜189,800円~で受注を開始しています。
『VAIO Z』のスペックと価格
『VAIO Z』はTDP28Wの第5世代Intel Coreプロセッサに外付けグラフィックス並の性能を発揮するIrisグラフィックスを内蔵、内部ストレージには第二世代ハイスピードSSDを搭載し、SATA対応のSSDに比べ転送側が約3.3倍と高速されたほか、InstantGo機能により約0.3秒でスタンバイ状態から起動できるとしています。
他にも最大16GBのメモリーが選択できるなど圧倒的なパフォーマンスが強みとしています。
Surface Pro 3 とスペック比較
「VAIO Z Canvas」の詳しいスペック情報がないため、VAIO ZとSurface Pro 3でスペックを比較します。
タブクル調べ tabkul.com |
VAIO Z | Microsoft Surface Pro 3 |
OS | 64bit Windows 8.1 or 8.1 Pro | Windows 8.1 Pro 64bit |
CPU | Intel Core i5-5257U 2.7~3.1GHz Intel Core i7-5557U 3.1~3.4GHz |
Intel Core i3-4020Y 1.5GHz Intel Core i5-4300U 1.9GHz Intel Core i7-4650U 1.7GHz |
ストレージ | 第二世代 SSD 128/256/512GB | 64GB/128GB/256GB/512GB |
SDカード | フルサイズSDXCカード対応 | MicroSDXCカード対応 |
RAM | 8GB / 16GB デュアルチャンネル | 4GB / 8GB |
液晶 | 13.3インチ/グレア | 12インチ |
解像度 | 2560x1440/16:9 | 2160×1440/3:2 |
前面カメラ | 92万画素/Exmor RS for PC | 500万画素 |
背面カメラ | 799万画素/Exmor RS for PC | 500万画素 |
Wi-Fi | 802.11 ac/a/b/g/n | 802.11 ac/a/b/g/n |
GPS | 非掲載 | ― |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | Bluetooth 4.0 |
USB | フルサイズUSB3.0x2基 | フルサイズUSB3.0x1基 |
HDMI | フルサイズHDMI | Mini DisplayPort |
サイズ | 324.2x215.3x15.0-16.8mm | 201.3 x 292 x 9.1 mm |
重さ | 約 1.34kg | 800g、タイプカバー295g |
バッテリー | JEITA2.0 約15H/充電3.5H | 最大9時間 |
価格 | 税抜189,800円~ | 税抜91,800円 |
補足:VAIO ZはTPM、加速度/ジャイロ/地磁気を搭載。タイプカバーの重量は過去記事を参考に記載しています。
インターフェイスを見る
VAIO ZはノートPCからタブレットに変形できる2in1スタイルなので重量こそありますが、Surface Pro 3に比べインターフェイスが充実しています。
フルサイズUSB3.0x2基のうち1基はUSB充電に対応、隣に並んでいるのも使い勝手がよさそうです。
映像・音声出力は普及しているHDMI端子を備えています。
キーボードは6列
キーボードは日本語配列でストローク約1.2mm、ピッチ約1.9mm、バックライトを搭載しています。タッチパッドはジェスチャー機能対応。
背面カメラは底面に配置
タブレットモードで使うときに底面のカメラが使える仕組みで、重量の関係から出番が少なそうに思えますが妥協せず“Exmor RS for PC” CMOS センサー搭載8Mカメラ(有効画素数:799万画素)を備えています。
更に付属のスキャンアプリケーション「CamScanner」を使うことでドキュメントスキャナとして名刺やホワイトボード、紙の資料をデータ化できるとのこと。
Officeは選択制
オフィススイートとしてMicrosoftのソフトウェアである Office Professional Premium / Office Home and Business Premium / Office Personal Premium / Office Professional 2013 / Office Home and Business 2013 / Office Personal 2013 の6つのエディションから選べます。
デジタイザースタイラス(ペン)VJ8STD2
「VAIO Z Canvas」と同じく標準付属となる専用の「デジタイザースタイラス(ペン)VJ8STD2」はペン先が細く、文字やイラストが書きやすいとしています。また、2つのボタンを内蔵しているのが特徴。
通信方式は「デジタル無線方式」となっており、電源は単6形アルカリ乾電池 (LR8D425) 1本が必要で寿命は約18か月間とのこと。
本体サイズは約 138.5 x 9.5 mm (長さ x 径) (突起部含まず)、質量は約 20 g (乾電池含む)。
VAIOは筆圧カーブ調整機能を新規で開発しており、硬い鉛筆のような書き味から、柔らかいマーカーペンのような書き味までカスタマイズできるとしています。
フリップ機構の使用例
はじめてVAIO Zを見た時に手持ちのYoga 13のほうが駆動部分が少なくて故障率が低いのではないかと思いましたが、上図のプレゼンシーンを見てフリップ機構の魅力を知りました。
同じことをYoga 13で実現するためにはキーボードを底面にするようグルリを回転させる必要があり、少し手間に感じていました。Yoga 13のテントモードという三角形スタイルは省スペースになるため有用ですが向かい合わせの相手にサッと画面を魅せられるのはVAIO Zかもしれません。
駆動部分が2つになるものの、それぞれの負荷は少なく、かつタブレットモードへの変更も素早く行えるということで実用的に思えてきました。
VIAO Zは2月26日お届け
VAIO Zはソニーストアで受注が開始され、基本構成は税抜189,800円で2月26日お届けとなっていました。
VAIOはタブレットPC「VAIO Z Canvas」も発表しています。
RAM16GB/Core i7/ペン付属タブレットPC『VAIO Z Canvas』発表/スペックと価格
Source:Sony Store/VAIO