世界初RAM8GB搭載 ASUS ZenFone AR (ZS571KL) 発表、スペック

ASUS ZenFone AR (ZS571KL) 発表、スペック

『ASUS ZenFone AR (ZS571KL)』は世界で初めてGoogle Tango（AR／拡張現実）とGoogle Daydream（VR／仮想現実）に対応したスマートフォンです。

Tango/Daydreamともに高い処理性能が求められるためハイエンドスマートフォンとしても注目されています。

ディスプレイ

『ASUS ZenFone AR (ZS571KL)』は画面サイズ5.7インチWQHD (2560 x 1440) 解像度Super AMOLEDディスプレイを持ち、キズに強いGorilla Glass4で保護されています。画面占有率は79％。

世界初RAM8GB搭載、蒸気冷却システム

処理性能を見てみると現在のフラッグシップであるQualcomm Snapdragon 821プロセッサを搭載し、デスクトップクラスのAdreno 530 GPUにより高負荷となるAR/VRに対応します。ハイエンドCPU/GPUによる加熱を防止するため蒸気冷却システムを備えているのも特徴です。

また、世界初のRAM8GB（RAM6GBモデルあり）を搭載しています。

メインカメラ

背面にはAR用として3つのカメラを搭載していますが後述するとして、メインカメラを見てみるとSony IMX318センサー2300万画素を備えています。オートフォーカスは0.03秒という超高速、4Kビデオ撮影をサポートします。

Google Tango Readyスマートフォン

Google Tangoはエリアを移動を理解するモーショントラッキング、床から壁まで距離を検出する奥行き知覚するなど現実をデータ化するAR／拡張現実技術です。

AR用に３つの背面カメラを搭載

『ASUS ZenFone AR (ZS571KL)』の背面には2300万画素のカメラに加え、motion tracking用の第2カメラ、深さを検知するdepth sensingと呼ばれる第3のカメラ、合計３つのカメラを備えています。

ARユーティリティ

『ASUS ZenFone AR (ZS571KL)』は部屋の改装に必要なサイズ測定や設置イメージを確認できるバーチャル家具を表示するといったARを日常で活用するためのアプリがプリインストールされています。

ARユーティリティ

ペット育成やレースコースの作成などゲームを楽しむ

Tangoでは上図にあるオフィステーブルでレースコースを作成したり、バーチャルペットを育成するといった遊びが楽しめます。ロケーションベースARではポケモンGOが話題となりました。

AR用エンターテイメントアプリ。

Daydream（VR／拡張現実） Ready

VRヘッドセットを付ける事で仮想世界を楽しめるバーチャルリアリティ（VR）のプラットフォーム「Google Daydream」をサポートしています。

ダイバーとなり水中を探索したり、ジェットコースターや廃墟の病院といった仮想世界を楽しめます。

動画ではWiiリモコンのようなアクセサリーを使ってアクションを行っているのが確認できます。

スペック、主な仕様

※Nano SIMカードスロットｘ2基のデュアルSIM仕様。

『ASUS ZenFone AR (ZS571KL)』の価格と発売日に関する情報は公開されていません。

Source：ASUS

(追記)

背面デュアルレンズカメラや自撮り用1300万画素フロントカメラを備えたZenFone 3 Zoomが発表されました。→ASUS ZenFone 3 Zoom (ZE553KL)発表、デュアルカメラや日本向け対応周波数ほかスペック