ペン対応『ASUS NovaGo』発表、Snapdragon搭載Windowsの価格・一部スペック・発売国・発売日
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ASUS
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ASUSは米国時間12月5日、ハワイで開催中のQualcommのイベントにおいてARM版Windowsを搭載したノートパソコン『ASUS NovaGo』を発表しました。
『ASUS NovaGo』の価格・スペック
ASUS CEOが登壇したSnapdragon Summitで同社初となるSnapdragonベースのWindows 10デバイス『ASUS NovaGo』を発表しました。
CPUには4つのキャリアグリゲーション技術を実現するSnapdragon X16 LTEモデムを内蔵した10nmプロセス Qualcomm Snapdragon 835プロセッサで動作しており、世界初のギガビットLTEノートパソコンを謳います。
Windows 10が動作するため、Win32アプリケーションをはじめWindows InkやWindows Hello、Cortanaといった主要機能をサポートしています。
『ASUS NovaGo』の一部スペック
『ASUS NovaGo』の画面サイズは13.3インチFHD(1920x1080)解像度のディスプレイは360度回転するタイプになっており、タッチパッド部には指紋センサーを搭載しています。
CPUにはSnapdragon 835、メモリは4GB/8GB、ストレージは64GB/256GBを用意しています。
紹介動画ではボタンを2つ備えたスタイラスペンが登場し、手書きを行うシーンが収められているほか、最後の製品名を掲載する画面でも本体と一緒にペンが登場していることからペン対応は濃厚と言えそうです。
インターフェイスは左側面にフルサイズUSBx2基、電源ポートらしき丸いポート、右側面には電源ボタン・音量ボタンとフルサイズUSBx1基、イヤホンジャックとみられる丸いポートがありました。←いずれかのUSBポートの1つはHDMIポートとわかりました。
ARM版Windowsの強みであるバッテリー時間駆動は22H(オフライン動画再生時)、待機時間は30日間と驚異的な数値となっています。さらにARM版Windowsの強みであるスリープさせずに使うというスマートフォン感覚のインスタントオン機能が利用できると思われます。
(追記)OSはWindows 10 Sをプリインストールした状態で出荷され、2018年9月30日までは無料でWindows 10 Proにアップグレード可能としています。その後はアップグレード料金が必要。(追記終わり)
(追記2)本体サイズは316 x 221 x 149 mm、重さは1.39kg。モバイル通信はeSIMまたはNano SIMで行います。(追記2終わり)
価格・発売国・発売日
『ASUS NovaGo』はRAM4GB+64GBモデルが599ドル(約6.74万円)、RAM8GB+256GBモデルが799ドル(約8.99万円)で販売されます。第一次発売国は米国、中国、イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、台湾となっています。
『ASUS NovaGo』の発売日についてASUSは2018年Q1を予定していると伝えています。
前回の話
QualcommとMicrosoft、正式に『ARM版Windows』を発表
(追記)
HPからも発表されています。
⇒ARM版『HP ENVY x2』発表、iPhoneよりも薄い2in1タブレットPCの一部スペック