まもなく発表のiPadシリーズ、1機種にLiquid Retina搭載の可能性
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Appleが10月30日のイベントで発表すると期待されているiPadシリーズの最新モデル、少なくとも1機種は昨日より発売されたiPhone XRと同じLCDもといLiquid Retinaディスプレイになる可能性をForbesが報じています。
iPad 2018、1機種はLiquid Retina採用か
Forbesの記者Ewan Spence氏は10月24日に公開した記事で、AppleがLiquid Retinaというブランドを米国と中国で商標申請していたことが判明したとして、そのうち中国に提出した資料に「タブレットコンピューター」という記載があったと伝えました。
そのことから10月30日に発表される新しいiPadシリーズのうち少なくも1機種はLiquid Retinaディスプレイを搭載するだろうと予測しています。
そして、AppleはLCDディスプレイをLiquid Retinaと名乗ることでLCD搭載デバイスの競争から脱却することに成功したと続けます。
仮に他社がLiquid Retina同等の性能を実現してもLiquid RetinaはAppleからしか購入できないため、同社は安価なLCDを採用しながらも他社と差別化できる新たな鉱脈を見つけたようだと伝えています。
なお、Liquid Retinaを搭載したiPhone XRを分解した修理業者iFixitが上位機種のiPhone XSシリーズとディスプレイの厚みを比べた写真を公開しています。
しかし、patentlyappleによればLiquid Retina商標申請の資料には「スマートウォッチ」「スマートグラス」「VR/ARディスプレイ」の名前も挙がっていることから必ずしも今回のiPadシリーズに搭載されるとは限定できません。Appleも将来的にLiquid Retina搭載が予想されるデバイス名を並べただけかもしれません。
いずれにしても安価なモデルはLiquid Retinaが採用される可能性が高く、iFixitのパーツを見る限り、それらはディスプレイが重く厚くなることが判明しています。Appleとしても明確な差別化ができる理由にもなりそうですね。
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Source:Forbes / patentlyapple (最新のiPad記事へ)