Pixel 3 Liteは年内発売へ、Google初のPixel Watchを計画とも
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Google Nexus Pixel
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日本経済新聞は2月13日、Googleが価格を抑えたスマートフォンを年内に発売する計画があるほか、同社初となるスマートウォッチも予定しており、ハード事業を本格化するようだと報じました。
Pixel 3 LiteとPixel Watchを計画か
日本経済新聞は台湾サプライヤー情報筋からの話として、Googleが2016年から展開している高級スマートフォン「Pixel」ブランドについて2018年モデルの799ドルよりも安価な「廉価版」を投入すると伝えています。
Pixelスマートフォンは、Android OS搭載スマートフォンの中心である低価格~中価格帯と競合せず、かつブランド価値を高める目的で高級路線だったものの、18年における出荷台数は500万台弱で世界シェアは0.3%だったことから廉価版リリースへ踏み切るとしています。
さらに2019年はスマートフォンだけでなくスマートウォッチやAIスピーカーの新モデルも投入する方針であることを伝えています。
Pixelスマートウォッチについては先日、Googleの求人ページで募集されていたことが話題になりました。
Pixel 3も一部モデル限定ですが突然の値下げを実施したことも記憶に新しいですね。また、Pixel 3の時にリーク祭りを自虐ネタにしたほどユルユルオープンな管理下のGoogleデバイスですが、今回の「廉価版」と思われる端末もハンズオン動画やスペック情報がリーク、ベンチマークも登場しています。
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IoTが広がるなか、その入り口となるスマートフォンやAIスピーカーについて、Amazonをはじめ様々な企業がハード分野に力を入れているようです。
Googleは先日から「Rammus」や「Coral」というコードネームの端末がベンチマークサイトに登場しています。今回の報道でも伝えられていますが、確かにハード分野に注力している印象を受けます。
スマートフォン製造を請け負う大手のホンハイやペガトロンなどの台湾企業はiPhone販売数が失速していることもあり、Googleに期待しているとのこと。
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Appleも先日、iPad mini 5やiPod touchの新モデル投入という噂が登場しましたが、その背景にはNetflixのような定額制ゲーム・サービスを計画していることが伝えられています。
各社がブランド認知度の向上と提供サービスのアカウント数を獲得するため低価格なデバイス開発に取り組んでいるようにも見えます。
そう考えるといち早くFireタブレットやKindleリーダーなどを低価格で展開していたAmazonはスマートな企業なのかもしれませんね。
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Source:日本経済新聞