Microsoftが2画面Surface端末「Centaurus」を社内デモ、年内リリースか
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Microsoft Surface Surface
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Microsoftが新しいデュアルスクリーン搭載Surfaceデバイスの社内デモを実施したと海外メディアが報じている。すでにプロトタイプが完成し、デモムービーも公開されたようだ。
Microsoft、2画面Surface端末「Centaurus」年内リリースか
プロジェクトが進行しているのは、以前から終了が噂されていたコードネーム「Andromeda」ではなく、「Centaurus(ケンタウロス)」という名がつけられた端末だった。
TheVergeはMicrosoftに詳しい情報筋から得た話として、Microsoftが「Centaurus」のプロトタイプを用意してデモムービーを公開、社内では「Centaurus」の姿を見るために従業員たちが長蛇の列をつくったという。
このCentaurusと言えば2018年12月になって登場し、当時は2019年秋リリースと伝えられていた。
記事:デュアルスクリーンSurface『Centaurus』開発中かより
2019年1月に入ってからBuildFeedにより、Windows 10で初となる折り畳みディスプレイ向けのビルド「18313.1004」が19H1ブランチで開発されていることが報告されていた。
また、Microsoftを含め多くのPCメーカーと協力しているIntelがリファレンス機として2画面ディスプレイPCを開発していることが何度も伝えられ、その進捗状況も報じされていたことから各メーカーから一気に2画面PCが投入される可能性も考えられる。⇒Intel記事一覧へ
Lenovoは2019年5月に2画面ではなく折り畳みディスプレイのノートパソコン試作機を発表した。
記事:Lenovo、世界初の折り畳み画面ノートPC『ThinkPad X1』発表ーワコムペン対応より
今回の「Centaurus」はMicorosoftの対ChromeBookとして投入される「Windows Lite」を搭載してリリースされるとみられており、TheVergeはMicrosoftが試作版を多くの従業員に見せたことから発表が近いとして6か月以内に発表する可能性を伝えた。
Surfaceシリーズの競合としても比較されるAppleのiPadは今回のWWDC19でMacサブディスプレイ化・ペンタブ化「Sidecar」に加え、独自OSとなる「iPadOS」などが発表。また、USB接続によるマウス操作サポートも開発者から報告されている。
Source:TheVerge