格安電話『G-Call』で通話した感想、月800円の10分かけ放題とUQ mobile通話パック/かけ放題を比較する

『G-Call』で通話した感想、月800円で10分かけ放題は得か

はじめに『G-Call』のプレフィックス番号を追加した状態で通話した感想をすると、全く問題なかった。携帯電話番号で通話するときと変わらず通話できた。

電話のかけ方は前回の記事で記載した通り専用アプリとOS標準電話アプリの２つがあり、後者を選択した。理由は電話アプリは１つにしたいことと、専用アプリは定期的に不具合が報告されていたことがある。
そのため、同じく前回の記事で書いたプレフィックス番号を連絡先に追加できるアプリを使った。

発信者番号通知について、相手が携帯電話であれば問題なく表示されたようだ。固定電話では番号表示できないため必要に応じて「006751」を使うことになるだろう。この話についても前回の記事に記載してある。

そして、UQ mobileの節約モードで通話できたことを報告したい。

UQ mobileのメインプランではないため、制限時の速度が300kbpsではなく200kbpsという通信速度だが問題なく話ができた。長くても1回10分以内には電話を切ると思うが、それと同時に高速データ通信量まで失いたくないという人は節約モードにしておくとよいだろう。

以上のことから改めて問題なく望んでいた通話ができたと言えると思う。

月額800円の10プランかけ放題は得か

かけ放題サービスについて、先日の「最安「050 かけ放題」を比較、イオンモバイル vs スカイプ（とLINE Out）」記事に登場したインターネット回線を使うIP電話並みの通話品質なら「なし」だが、G-Callは電話回線を使い通話品質も良く、UQ mobile最安プランの魅力である200kbpsで通話できたことを考えると「あり」と言える。

それでは月額0円で30秒10円という従量課金と、月額800円で10分かけ放題どちらが得なのかという話になってくる。

月額800円を1分/20円で割ると月間40分の通話ができる。一回の通話が平均で10分とすると月4回の電話をかけられる計算になる。5分であれば8回。

主に仲間内でしか連絡を取らないという人はLINEなどのSNSアプリで無料通話ができるが、仕事や趣味など何らかの活動をしようとすると自然と店舗や初めての人と連絡する回数が増える。その時に気兼ねなく通話できるのが10分かけ放題となるだろう。

そのためアプリ通話以外で月間40分以上、電話をかけることがあれば「かけ放題が得」と言える。

UQ mobile通話パック/かけ放題と比較する

UQ mobileでスマホプランSに加入するとオプションとして月額500円で月60分の通話パックが申し込める。G-Callかけ放題（月800円）よりも安く見える。

しかし、月額基本料がスマホプランSは1980円で300円ほど高いため通話パック込みでは月2480円となる。管理人が契約中の高速データは月1680円なので、G-Callかけ放題（月800円）を追加しても月2480円と同額なのだ。

そしてUQ mobileにはG-Callかけ放題と条件が全く同じ月額700円の「かけ放題」が存在する。これら３つを箇条書きにしてみた。

1. スマホプランS＋通話パック（最大60分）＝月額2480円
2. スマホプランS＋UQ mobileの10分かけ放題＝月額2680円
3. 高速データ＋G-Callの10分かけ放題＝月額2480円

まず価格が変わらない「１」と比べると「３」の圧勝と言える。同じ月額料金でUQ mobile通話パックは60分以上の通話は従量課金となるが、G-Callかけ放題は追加料金が発生しない。

次にサービス内容が同じ「２」と比べても「３」の方が魅力的だ。

何故「３」が良いのかというと10分を超えた先の従量課金で差がつくから、となる。２つのサービスは10分を過ぎると30秒ごとに次のような通話料が発生する。

• UQ mobile：30秒20円＋税
• G-Call：30秒10円（非課税）

上記の通り、1分ごとに20円＋税の差がつくのだ。気軽に通話を終わらせない相手が長話でもしてくれた日にはG-Callに感謝するだろう。

今のところ、UQ mobile＋G-Callが最高のプランと言えそうだ。

続き⇒Coming Soon.
前回⇒UQ mobileで使う格安かけ放題『G-Call』の登録完了、専用アプリと番号追加アプリ導入レビュー