月3500円の無制限SIM、新たに登場した「限界突破WiFi」と「どんなときもWiFi」を比較する
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前回「どんなときもWiFi」を調べたが、ほぼ同じサービス内容で契約条件が良い「限界突破WiFi」をエックスモバイルが10月10日にリリースしていた。その発表に合わせて氷川きよしさんを起用した新CM発表会も行っている。
2社ともクラウドSIMを採用し、3キャリア自動切り替え、海外でも使えるルーターなど共通点が多いため、相違点を比較する。
エックスモバイル「限界突破WiFi」と「どんなときもWiFi」を比較する
限界突破WiFiは、「どんなときもWiFi」と同じくuCloudlinkのクラウドSIM技術を用いてSIMカードを差し替えることなく、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアを自動で接続しデータ制限なく使えるほか、世界107カ国で通信ができるのが特徴。
月額料金は3500円+税で金額が変わることはない、海外での料金プランは300MB/1日、1GB/7日、3GB/30日の3つを用意していて利用料金は国によって異なる。
利用開始月は日割り計算、初期の事務登録手数料は0円となっている。
契約すると届く端末は5.7インチのタッチ対応ディスプレイを備え、最大8台まで同時接続が可能、バッテリー容量は3400mAh、プリインストールアプリでは翻訳と地図が使える。
さらに端末はプレゼントとなっており、返却不要。
エックスモバイルは全国に300以上の店舗を展開、氷川きよしさんのCMと合わせて「限界突破WiFi」を積極的にPRする。
「どんなときもWiFi」と比較する
上記の「限界突破WiFi」に関する内容で異なる点は次のようになっている。
- 海外プランが3つと豊富。
- 事務手数料が0円。
- モバイルルーターに画面や機能が付いていて、返却不要
- 月額料金が変わらない
「どんなときもWiFi」の「1」については1つしかプランがないため1280円か1880円となるが、「限界突破WiFi」は3プランあり、地域によって380円、980円、1880円または580円、1480円、2980円となっている。
「2」も事務手数料3000円(どんなときもWiFi)がかからないのは魅力だ。
「3」の違いは大きく「どんなときもWiFi」はディスプレイが付属しないことに加え、返却しないと18000円+税が請求される。
「4」の月額料金が変わらないというのは「どんなときもWiFi」は3480円が3年目から3980円に値上げされ、さらに自動更新は2年毎で更新月を逃すと最大19000円+税の解約手数料が請求される。
「限界突破WiFi」は初回は2年契約で解除料は18000円、それ以降の更新は1年毎、さらに更新月という解除料の発生しない期間は3か月間となっている。しかも3年目以降であれば更新月以外で解約しても解除料は5000円と安い。
「どんなときもWiFi」の更新条件と見比べると圧倒的な違いがある。
まだ始まったばかりのサービスで、利用者が増えるにつれてエックスモバイルが持っている回線の太さによりユーザーの声が変わってくるという質がわからない状態なので何とも言えないが契約条件は良いと感じた。
事務手数料0円で永年3500円+税、端末が返却不要、海外プランが380円~、更新月が3か月あり3年目以降は1年更新かつ解除料が安いという「どんなときもWiFi」を狙い撃ちしたかのようなサービス。
こうなると「どんなときもWiFi」が売れなくなる可能性が出てくるため、何かしらの発表が期待できる。
次回は、この2社とは異なるソフトバンク回線1社で無制限通信を提供する「Fuji WiFi」について調べる。
前回⇒月額3480円で無制限な格安SIM「どんなときもWiFi」は得か、特徴とデメリット
続き⇒月間データ量200GBが月額3980円な『FUJI WiFi』の料金プラン、注意点
リンク:限界突破WiFi