体温計が品薄に、スマホで脈拍・体温を計測するアプリ

公開日: : 最終更新日:2021/04/06 周辺機器 , ,

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

IMG_8982

アマゾンやヨドバシで体温計を探すと非接触タイプも含め軒並み在庫切れになっている。通常配送であれば対応している高額商品もあるが5月中旬あたりに届くと案内されてしまう。

そこで身近にあるスマートフォンを使って体温を測るアプリを探したのでシェアしたい。

スマホで脈拍・体温を計測するアプリ

テレワークによってパソコン画面を長時間にわたって眺めたり、スマートフォンでゲームや動画を見すぎると目の披露から額が熱っぽくなることがある。

コロナウィルスは40度の高熱が続くという話も聞く、そこまでいけば体温計などなくても熱があると気付くが、初期段階で対処することが大切なため、体温を把握することは重要だ。

しかし、一人暮らしでは体温計を購入していない場合がある。他にも外出先で熱っぽさを感じたりすることもあるだろう。

私は手元に体温計がないため、楽天をはじめネットショップを回ったが8000円以上の非接触体温計なら5月中旬ごろ手に入るといった感じだった。

そこでサバイバルの視点で体温を知る術を探したところ、脈拍から体温を測る方法があるらしい。

脈拍で体温を測る方法

感染すると死亡率が高いという成人の話になるが、1分間の平均は次のようになっているようだ。

    • 男性:65~75回
    • 女性:70~80回

上記の数値が平熱時の基準となり、熱があると脈拍が増えるという。

そのため脈拍計が必要となるが、自宅に備えている一人暮らしは少ないだろう。私の場合は先日レビューしたランニング向けスマートウォッチのGARMIN ForeAthlete 45があったので、それを使って計測した。

GARMIN-ForeAthlete45-Review-IMG_8650

記事:Apple Watchからガーミンに変えた話、ForeAthlete 45購入レビューより

他にもApple Watchや活動量計を持っていれば計測できるが全世代で見れば持っている人の方が珍しいだろう。

そこでスマートフォンのカメラを使って脈拍を計測できる無料アプリを探したところ、iOS/Androidともに次のアプリが見つかった。

iPhone/iPad向けは「Cardiio」というiOSアプリで、医療用らしく心拍モニターを謳っている。次にAndroidアプリ「Cardiograph」も無料だが、こちらは指で計測するということで正確ではないかもしれない。

そもそも、手首の骨と筋がある間に人差し指/中指/薬指の3本または2本を脈の反応があるくらいまで強めに押し込み、15秒間に何回脈を打っているか数えれば良いらしい。(おおむね1分間で50~100回となる計算)

また、「Dr.古谷のあすなろ塾」というPDFを発見、そこには次のようなことが書かれていた。

「基本的に体温と脈拍はほぼ平行に動く」

「体温が1度上がれば、脈拍は8~10拍/分増加する」

引用:Dr.古谷のあすなろ塾

さらに計算式は「体温x18-590」で、それによると38度は94bpm、39度は112bpm、40度は130bpmになるという。もちろん個人の状況によって変わるため参考値となる。

さて、頭が重くて熱っぽいと感じた私の計測結果を見てみよう。

・・・、記事冒頭の写真にある通り「68」付近だった。

リアルタイムに計測しているので立ち上がったりすれば「77」あたりになるが正常そのもの、恐らく大丈夫なのだろう。

ちなみにGARMIN ForeAthlete 45の専用アプリでは睡眠時が最も少ない50bpmで、以前のジョギング中は120bpmとなっていた。そういったグラフを見れるのは有難い。

体温計を買いに出かけて双方の感染リスクを高めるより、熱っぽいと感じたら脈拍を計ってみてはいかがだろうか。

(追記)Apple Watch 6は新型コロナで在庫切れ騒動が起きたパルスオキシメーターを搭載している。関連記事→Apple Watch Series 6はウェアラブルの正解、新機能「血中酸素濃度測定」の威力

⇒GARMIN ForeAthlete 45のレビュー記事の一覧

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑