Fireタブレットの怖い話、更新後にチェックすべき項目

公開日: : 最終更新日:2020/11/07 Amazon Kindle , ,

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先日、Fire HD 8 Plus購入から4ヶ月を経過したというレビューを書いたが、その際に気付いたシステムアップデート後の変化についてレポートしたい。

OS更新時に一部の設定が初期値に戻り、私はデータ通信量2.57GB以上を意味なく消費してしまった。これらのファイルは何回ダウンロードが繰り返されたのかわからないが、スマートフォンと一緒にFire端末を外へ持ち出したり、100GB制限が増えている無制限WiFi契約者は注意が必要だろう。

Fireタブレットのシステムアップデートに注意しよう。

2020年6月にFireタブレットの空き容量を確保しようという記事を書いた。その中でPrime Videoの「おすすめ動画ダウンロード機能”On Deck”」について触れたが、なんとシステムアップデートで初期値のONに上書きされてしまっていた。

つまり最初に設定したからといって安心できないということだ。

具体的な設定手順は当時の記事に譲るとして、今回この設定変更によりFire HD 8 Plusの内部ストレージで2.57GB(東京ラブストーリーなど5タイトル分)のおすすめ動画が保存されていた。

たかが2.57GBというかもしれないが、大きく分けて2つの問題がある。

あの日、あの時、あの場所で「おすすめ動画」は随時更新。

まず1つめの問題は、以前の記事にも書いたが「ストレージは消費するパーツ」であること。eMMCやSSDには書き込み回数の限界があり、ストレージに書き込みするほど劣化する。

光回線だからデータ通信量は関係ないといっても、On Deckを有効にしたままだとFireタブレットが劣化、買い替えの時期が早まるという話になる。

(関連記事:ノートパソコン搭載SSDの寿命を知る方法、あと余命は?残り何日なのか

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記事:SDカードの寿命と延命方法。容量512GBで8630円というmicroSDカードの価値より

もう1つは、2020年6月に設定以降のシステムアップデート後に「1度だけ2.57GBがダウンロードされたわけではない」ことだ。言い換えれば「2.57GB分の動画が何回もダウンロード」された可能性がある。

「おすすめの動画」(CM)が更新された分だけダウンロードされるので、その合計が週10GBなのか月30GBなのかはわからない。

OnDeckの設定にダウンロードファイルの上限設定はない。OFF設定にしていた端末をONに戻したくらいなので、64GBモデルは利用頻度が多いユーザーと判断されて倍に設定されている可能性も考えられる。
(Amazon広告端末として低価格で販売しているという認識なら当然かもしれないが)

なお、端末にあった最新のおすすめ動画は「東京ラブストーリー」「女性版バーチュラー」といったCM(5タイトル分なので1タイトル更新ごとに約0.5GB消費)だったが、そのためにストレージとデータ通信量、それを動かすためにバッテリーと電力が見えないところで使われたことになる。

システムアップデートによるOS更新を強制的に停止させたい場合は、先日レポートしたハックツールを使うことで簡単に行える。(Windowsでコマンド環境を整えて手打ちも可能)

あなたのPC・Mac・スマートフォンで「ネットが遅い」と感じる時、近くにある端末(または複数の端末)が動画のダウンロードを始めているのかもしれない。

前回→Fire HD 8 Plus購入から4ヶ月目のレビュー、主な使い方

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