Fireタブレット改造ツールが更新、Fire Toolbox V10.0に
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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Fireタブレットの制限を突破するためにADB環境を構築してコマンドを打ち込む必要がないハックツール「Fire Toolbox」(旧名:Amazon Fire Toolbox)がバージョン10.0にアップデートされた。
旧バージョンからの変更点を記録していく。
Amazon Fire Toolbox v9.1リリース
Fireタブレットにプリインストールされている天気アプリなどを無効化したり、Google Playを手軽にインストールできるハックツール「Amazon Fire Toolbox」の最新バージョン10.0が新たにリリースされた。
これまでタブクルで取り上げた2020年7月の記事や2020年9月の記事、2020年11月の記事を振り返ると、アマゾンのFire HD 8 Plusなど最新タブレットで「Custom Sounds」などの機能が実行できた一方で、全てのハックが使えるわけではなく、「YouTube Vanced」やロックスクリーンの広告除去は正常に動作しなかったことを確認している。(私の環境に問題があるという可能性もある)
最新v10.0では次の機能が新たに追加された。
- ホーム画面に2ページ目が登場。
- ロック画面の広告削除が、より効果的な方法に更新。
- システムバックアップ機能:新たにデバイスロック検出を更新
- キーボード関連:カスタムキーボードにサブツールを追加。
- サイドロードアプリ:チェックが追加。
- サイドロードアプリ:コードとUIを改善。
- YouTubeクライアントアプリ:VancedとVanced Manager、Newpipeを最新版に更新。
- ツールボックスのデバッグメッセージボックスを削除。
新機能が追加されたというわけではないが、高頻度でメンテナンスが行わているのは頼もしい。
Fire Toolboxで行えるハックはADBコマンドから個別に打つこともできるがapkファイルのダウンロードやインストール、既存apkの停止・無効化などをワンタッチで行えるのが大きなメリットとなっている。特にアップデート項目にあった自動インストールアプリを最新版にしてくれたり、コードの刷新など手打ちコマンドでミスしたり、別バージョンのアプリをインストールしたことがある人なら嬉しいアップデートと言えそうだ。
記事:Fire HD 8 Plus購入レビュー、コスパの良いecho端末により
Amazon Fire Toolboxで実現できることについては、タブクルで行なった作業「Amazon Fire Toolbox検索結果」から確認できる。
なお、同ツールでは実現できなくて個人的に最も便利を感じられるハック「ロック画面の無効化」については2020年11月の記事でレポートしている。
実際にFire HD 8 Plusで試した記事へ
→Fire HD 8 PlusでAmazon Fire Toolbox v8.2は動くか
Source:Amazon Fire Toolbox – XDA