nuroモバイルが「データ無制限プラン」を月額3480円で開始、3日制限など
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ソニーネットワークコミュニケーションズは1月18日、MVNOサービス「nuroモバイル」において月間のデータ容量の上限がない「データ無制限プラン(S)」の提供を開始した。
月額料金は3480円(税別、以下同)となっており、SIM単体またはモバイルルーターセットにより初回の12ヶ月間または24ヶ月間に対して割引が用意されている。
nuroモバイル「データ無制限プラン」提供開始
SONYブランドで展開しているnuroモバイルの新しい「データ無制限プラン」はソフトバンク回線を使ったデータ通信のみのプランとなっており、音声通話やSMSには対応していない。
月額は3480円、モバイルルーターセットは24ヶ月間に限り2855円に値引きされ、SIM単体契約では12ヶ月間に限り2980円へ値引きされる。
今回のサービスで驚くのは通信業界にとって古き良き時代を2021年に連れてきていることだろう。例えば2プラン共通の説明を見ると次のような項目があった。
- 2年縛りで更新月を逃すと解約金9500円(SIM単体プランも同様)
- データ無制限を謳いながら3日で10GB制限あり
- 10GB超過後は最大700Kbpsにまで速度制限
「2年縛り」や「解約金」、「3日で10GB制限」など過去のトラブルワードを集めたような内容となっていた。
楽天モバイルはau回線を最大1Mbps(1000kbps)で無制限、かつキャンペーンにより1年間は0円にて提供している。UQ mobileは2021年2月1日から月額2480円で最大1Mbpsのプランも提供を開始する。
そういったサービスを知らない人に向けて「データ無制限」を謳い契約を狙っているように見えた。これをしてしまうとソニーブランドの通信サービス全体がイメージダウンしてしまうのではないかと心配になる。