格安SIMは20GB/月額1980円が標準か、日本通信2/18提供へ(制限時の速度をチェック)
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日本通信は2月10日、ドコモ、KDDI、ソフトバンクが3月に開始する20GB、2,980円の3者同一価格プランに対抗して、「合理的20GBプラン」を1,980円で2月18日に提供開始すると発表した。
日本通信「合理的20GBプラン」を33.5%減で提供へ
2020年12月4日に16GB/70分通話を月額1980円で、自ら「合理的な携帯料金」としたSSDプラン(仮)を発表していたが、それから4GBを増やし「合理的20GBプラン」として2月18日に提供を開始する。
同社は、すでに「合理的20GBプラン(今は16GB)」の既存契約者も自動的に16GBから20GBへと切り替わるとしている。
当時の記事に掲載した他社との比較表を見ると日本通信が大幅に安く感じたが、今回のプレスリリースの比較表を見ると差額は1000円となっている。
制限時の速度をチェック
念のため合理的プランの詳細ページで月間データ量を超過した際の速度を調べてみたところ、次のように書かれていた。
低速通信になります。(動画やストリーム音楽など高速のデータ通信が必要なものは視聴が困難になります。メール等テキストのやり取りくらいができる程度です。)
制限時200kbpsや128kbpsとも書かれていない。以前b-mobileを契約して通信が遅かったことを思い出してしまった。ahamoからUQ mobileまで最低でも制限時最大1Mbpsとなっていることを考えると、やはりMVNO回線で1000円差は高いと感じてしまう。
いずれにしても格安SIM業界で月間20GB / 月額1980円が標準となる可能性が出てきた。その状況によっては大手サブブランドのUQ mobileやワイモバイルが対抗値下げを検討するかもしれない。
今月は24日にIIJmioの新料金プランが発表予定となっている。