Fonepad x ヘッドセット『Jawbone ERA』での通話レビュー
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通話もできるタブレット『Fonepad』に軍用レベルのBluetoothヘッドセット『Jawbone ERA』を接続して通話テストを行いました。
Fonepad x Jawbone ERA 通話レビュー
以前に Fonepad 単体での通話テストを行ったところ
プリインストール電話アプリが優秀であること
物理的な問題でマイクとスピーカーは使い辛いということで
通話ができるタブレットの真骨頂は通話アプリにあると判断しました。
Xperia mini pro といったSIMフリースマートフォンでも通話アプリが用意されています。
しかし、Fonepadの場合は少しの違いがあります。
- データ通信が主体のタブレットによるSIMフリー端末のためSIP登録に制限がない
(スマホだとVoIPよりもキャリア通話が主体の設定項目になりがち) - タブレットの大きさから Bleetooth接続は想定済みで連携用メニューがある
この少ないながら大きな違いによりヘッドセットに光が射しこむわけです。
なお、詳しい通話設定方法は下の記事に譲りまして
簡易的な設定状況を確認します。
設定メニューのヘッドセット設定画面にて
「自動応答」にチェックを入れてテストしました。
自動応答を設定しない場合は、2回タップで受電できます。
『Jawbone ERA』装着時にウィルコムから電話を掛けたところ
英語で発信元の電話番号が音声ガイダンスで流れました。
Fonepadの通話状況
Fonepad 側の設定は以下のとおり。
- Fusionの050電話番号を取得、SIP登録済み
- 通話アプリはFonapadプリインストールを使用
CASE1.WiMAX経由Fonepadから IIJmio経由Xperia mini proへ通話
Fonepad単体での通話では声が小さいのが難点でしたが
Bluetoothヘッドセット『Jawbone ERA』に変更後は
双方の声がはっきり聞こえるようになりました。
音声品質は、ウィルコム同士の通話と同等ですね。
あとは、WiMAX回線の安定度によると思いますが
モバイルIP電話特有の遅延程度といった印象です。
CASE2.IIJmio経由同士で Fonepad から Xperia mini proへ通話
前回、IIJmio同士では通話は出来ない状態でした。
Bluetoothヘッドセット『Jawbone ERA』に変更後は
Fonepadで直接話すよりも聞こえるようになりましたが
通話が途切れ途切れなので、ヘッドセットやアプリの問題ではないようです。
IIJmio ではクーポンONの状態にしているので
Fusion側の問題なのか IIJmio側の問題なのかは不明です。
いずれにしても接続具合は、前回同様の結果となりました。
ヘッドセットや通話アプリの問題ではないと思われます。
CASE3.ウィルコム から WiMAX経由Fonepad へ通話
ウィルコム同士の通話と変わりません。
音量も問題ないようです。
モバイルVoIP電話では音声の遅延が問題ですが
片方だけウィルコムになると遅延を感じない程度になりました。
受電専用の050番号電話であればWiMAX+Fonepadで十分かも知れません。
『Jawbone ERA』とAndroid端末の相性
Android端末であれば、どれも同じ結果かと思いましたが
通話アプリに依存する部分があるようです。
Fonepadで設定できる自動応答やBluetoothヘッドセットの設定が
Xperia mini Proでは設定自体がありません。
また、通話アプリによっては音声コーデックを選択したりする必要もあるため
結果は異なるということも記録しておきます。
Fonepad は通話設定が不要なアプリとカスタム設定の存在が
SIMフリーで通話ができるタブレットたる所以なのかもしれません。