iPhone 13シリーズの容量構成と価格がリーク、512GBに人気集中か
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2021年9月中旬に発表され、下旬にも発売が噂されているiPhone 13シリーズについて中国MyDriversが容量と価格について具体的な数字を伝えている。
iPhone 13シリーズの容量構成と価格情報
MyDriversに寄稿したyeskyモバイルチャンネルは9月14日にAppleが新製品イベントを開催するという噂に触れながら主役のiPhone 13シリーズに関して容量は次のようになるようだと伝えた。
- iPhone 13:64GB / 128GB / 256GB
- iPhone 13 mini:64GB / 128GB / 256GB
- iPhone 13 Pro:128GB / 512GB /1TB
- iPhone 13 Pro Max:128GB / 512GB /1TB
上記の容量で大きな変更点は、Proシリーズが256GBから512GBに変わったところ。その512GBモデルは価格が引き下げられるとも伝えている。
さらにiPhone 13シリーズの価格構成と12シリーズからの変化にも触れている。
iPhone 13シリーズの価格情報
同メディアはiPhone 13シリーズの価格について、容量に変化のないiPhone 13 / iPhone 13 miniは価格が変わらず同等になるとしている。
iPhone 13 Proは、128GBモデルがiPhone 12 Proシリーズ時代と同額の8499元(中国Apple Storeの価格)になり、512GBモデルが現行の11,099元から10,499元へ引き下げ。これは256GBモデルの代わりという位置付けのためと思われる。
また、1TBモデルは13,299元になるとのこと。
iPhone 13 Pro Maxは、128GBモデルがiPhone 12 Pro Maxと同じ9,299元、512GBモデルには言及せず、1TBモデルが14,099元になると伝えた。
MyDriversが伝えるAppleとAndroidメーカーの攻防
iPhone 13シリーズの最高額が14,099元になることから、同等の価格でAndroidスマートフォンが対抗できるのか疑問を投げかけている。
これまでハイエンド市場ではHuaweiがAppleと競合できる可能性があったものの制裁を受けたことでHuaweiがいたハイエンド市場のシェアはAppleに奪われたという。
AppleのiPhonneは筐体とOSのバランスに優れた製品だが、最近は「革新」と呼べる変化がないと見ているようだ。
最近の大きな変化として、中国の携帯電話メーカーが自社開発チップに取り組んでおり、すでにXiaomiはISPチップをリリース、vivoもイメージチップV1をリリース、現在は日本進出を果たしているOPPOもイメージチップを開発中としている。
これら各メーカーは自社開発チップでの差別化を図っているが、短期的にはiPhoneの地位を脅かすことは難しいだろうと伝えた。
その一方でAppleはiPhone Xシリーズの価格設定ミスで苦しんだと報じられたこともあり、ハイエンド市場で独占状態のiPhoneであっても、筐体やOSに革新がないことから消費者が支払いたくなるような価格を設定する必要があるとまとめた。
これらのことからiPhone 13シリーズは、iPhone 13 Pro / iPhone 13 Pro Maxの割安な大容量512GBモデルに注目が集まりそうだ。
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Source:MyDrivers / via : letsgodigital