激安タブ「EGBOK P803」の購入レビュー:RAMやYouTube、ベンチマークスコアなど動作チェック編
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その他・中華タブレット EGBOK, 製品レビュー
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「EGBOK P803」を箱から取り出して電源ボタンを長押し、しばらくするとメーカーロゴが表示された。
次にAndroidロゴ、初回セットアップの準備なのか処理性能なのか1分ほど待った。
この後、業務用カスタムROMのホーム画面が表示されたらドラクエで冒険の書が消えたような気分になるのだろうかと思いながら次の画面を待った。
「EGBOK P803」の購入レビュー、セットアップ編
なかなか起動しない。
イオシスで制限アプリの排除とAndroid 11を入れ直したというような説明があったことを思い出しながら待っているとAndroidのセットアップ画面が表示された。
「ようこそ」と日本環境でのセットアップ画面。
そのまま次へ進むとWiFi接続画面になるが、アプリのアップデートなどでストレージの初期値がわからなくなってしまうため設定をスキップした。
ここからは下記のようなセットアップ画面が続いた。
- モバイル通信の設定(WiFI設定よりも先に表示されたかもしれない)
- Googleサービスへの同意画面
- 画面ロックの設定(4桁のPIN入力)
上記を終えると下図のホーム画面が表示された。
かなりシンプルなホーム画面だ。
さっそくドロワーでプリインストールされているアプリをチェック。
「EGBOK P803」にインストール済みの全アプリは上図のとおり。
ほとんどがGoogleアプリとなっていた。
FMラジオはイヤホンジャックを指すことでラジオを楽しめるようだ。
ストレージとRAMをチェック。
WiFiに接続したいので先に設定アプリより初期ストレージをチェックしていこう。
ストレージは32GB中7.45GBを消費、割合としては23%が使用済みとなっている。
開発者オプションからRAMを確認すると「3GB」と表示されていた。
これは嬉しい。
すでに1.6GBが消費されている状態となっていた。
RAMのアプリ使用状況を見た限り何かしら変なアプリが常駐している様子もない。
顔認証の登録はオススメ。
設定アプリで行える「顔認証」の登録を済ませることでPINコード入力の手間から解放されるのでおすすめしたい。
しかし、顔を登録する際に太陽光で反射して顔が白くなっていて、かつカメラに顔を向けた瞬間に登録完了と出たので3D認証とか、そういった高い精度は期待できないだろう。
YouTubeアプリで動画視聴を試す。
続いてプリインストールされているYouTubeアプリで動画を再生したところ、遅延や定期的に画面が固まるといったことはなかった。
ディスプレイがフルHDに対応していないものの動画を1080p固定にしても動画再生は継続できた。
動画視聴用のタブレットとして十分に使えそうだ。
GeekBench 5でベンチマークスコア、仕様をチェック。
Google PlayからGeekbench 5をインストールしてベンチマークを実行すると次のようなスコアとなった。
- シングルコア「147」
- マルチコア「657」
Geekbenchアプリに用意されているスコアランキングで最も数値の低い端末を見ると、Xiaomi Redmi Note 7がQualcomm Snapdragon 660(最大1.8GHz)で「328」、マルチコア「1262」となっていた。
やはり「EGBOK P803」に処理性能を期待しないほうがよさそうだ。
次にデバイス情報を見るとGPUはPowerVR Rouge GE8322と表示、解像度は1280×800、187PPIとなっていた。
そして搭載するRAMは「2.79GB」、やはり3GBと思って良さそうだ。
次回より先日MNPしたIIJmio(ドコモ回線)のSIMカードを使った通信テストなどを順次レポートしていきたい。
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続き→激安タブレット「EGBOK P803」でIIJmioは使えたか、APN設定やテザリング結果をレビュー
前回→EGBok P803 レビュー、おすすめ設定集(最終更新2022年06月26日)