EGBOK P803 レビュー、Google Playのゲームは遊べたか
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その他・中華タブレット EGBOK, 製品レビュー
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先日よりレビューしているイオシスが6,980円で販売中の激安タブレット「EGBOK P803」を使って、Google Play経由でゲームをプレイした。
個人的に重視しているゲームはiPad mini 5やiPhone SE 2では重くて何度もアプリが落ちたこともある「ドラゴンクエストタクト」(Google Playへ)。
当時は頻繁に落ちてクレーム殺到という時期でもあったので端末だけの問題ではないかもしれないが、iPad mini 6にしてからは場面切り替えのスピードが格段に早くなったので重いアプリであることは間違いない。
この「ドラゴンクエストタクト」は定期的なイベントで都度400MBといった追加データのダウンロードを求めるゲームなので、内部ストレージが32GBしかない「EGBOK P803」には辛いゲームとなっている。
その他、人気タワーディフェンスなどをプレイした感想も記録していく。
EGBOK P803でゲームは遊べたか
はじめに共通する感想について触れておくと、大抵のゲームは横長ディスプレイ状態でプレイすることになるが、その際にUSB-Cポート付近が熱くなり、反対の側面にあるスピーカーホールは手で塞いでしまうということが多かった。
フード宅配サービス用の端末なので横持ちでゲームや動画視聴をする想定ではないため、Fireタブレットのように横持ちを考えた場所にスピーカーホールはない。
また、この「熱くなる」と言ってもフラッグシップのSoCを積んでいるわけではないので持てないほど熱いということはない。
ドラゴンクエストタクトのような縦画面でプレイするゲームでは、上記の熱やスピーカーの問題を感じることはなかった。
軽量級ゲームをプレイする。
1つめは「Tallowmere」(Google Playへ)という上図のローグライクゲーム。
ダンジョンを降りていくと敵が増え、強くなる仕組み。
そのため序盤の操作感は良好でも後半はハイエンド端末でも重くなってしまうほど端末スペックを要求するゲームとなっている。
このゲームをプレイしていると序盤から端末が熱くなったが、少し敵が増えた程度のステージでも固まるようなことはなかった。
しかし、タッチパネルの問題なのか処理性能の問題なのか攻撃や防御といった操作が思うようにできなかった。
敵が増えると上下左右から来る攻撃の手数が増え一瞬の遅れが命取りになるゲームなので、序盤の姫が攫われる程度までしかプレイできなかった。
続いて最新版のバトルシティといった感じのタンクゲームをプレイした。
こちらは3D戦車を操作して敵を殲滅するといった内容で先ほどと同じように後半になると敵や砲弾の数が増え、描写に負担がかかってくる。
このゲームでは1度だけ上図の左手にある十字キーの位置が戻らずアプリを再起動することになったが、それ以外は砲弾も問題なく避けられたし当てることもできた。
こちらのゲームでは左手の位置にある箇所が厚くなり、右手でスピーカーホールを塞いでしまうので少しストレスを感じるかもしれない。
ドラゴンクエストタクトは遊べたか
オープンワールドを自由に旅するゲームなども良いと思ったが最後は自分の好きなゲーム「ドラゴンクエストタクト」をプレイした感想。
このゲームは最初iPhone SE 2でプレイしていたが動作が重かったのとストレージが足りなくて256GBのiPad mini 5へ変更した。
そのiPad mini 5でもアプリが定期的に落ちた。
ちょうど「ドラクエタクトが落ちる」と騒ぎになった時期も重なっていたこともあるが、それだけでなく場面切り替えに時間がかかり困っていて、iPad mini 6に変更してからは快適にプレイできるようになったという経緯がある。
そんなヘビー級のゲームを「EGBOK P803」にインストールした。
Google Playストアからアプリをインストールするだけでも7分ほど待ったが、アプリを起動してから900MBのダウンロードが求められて10〜15分くらいの時間がかかった。
この時点でレビュー目的でなければアプリを削除しているところだが、なんとか耐えてモナンやスラクトとの出会いを経て第2章まで進んだ。
アプリは落ちなかったが、地図の画面でアプリが操作できなくなり、かつ「最近のコンテンツ」からアプリをシャットダウンもできなくなったため端末を再起動することが1度だけあった。
また、1つの戦闘を終えるまでに数回ある画面が暗転する場面切り替えシーンでは、その度に10〜20秒ほどの待ち時間が発生した。
せっかくなのでスカウトできる第2章1話のクリアまで進めたが、それ以降はプレイする気を奪うほど待ち時間が長くて、最後の方は眠くなってしまった。
本日よりレビューを始めたNew Fire 7(第12世代)はアプリのインストールでも固まった(レビュー記事へ)ことから同じ6,980円(送料別)という価格だけで比べた場合、8型SIMフリー「EGBOK P803」を選んだほうが良いと思った。
→今回レビューした製品の在庫状況はイオシス公式または楽天販売ページへ
続き→Coming Soon.
前回→EGBOK P803 レビュー、内部ストレージとSDカードの読み書き速度・ベンチマークスコア