ソフトバンク、「1円スマホ」見直しへ
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ソフトバンク宮川潤一社長は2022年11月4日、同社の決算会見において回線の抱き合わせ販売による「1円スマホ」の問題について社会現象としてよくないとして是正を明言したと産経新聞が報じている。
ソフトバンク「1円スマホ」を是正へ
宮川氏は1円スマホに対して、1社単体で価格を見直すのは難しいため社会的に端末価格の下限値をもうけることになれば追従したいという姿勢を示した。
回線抱き合わせによる値引きについてはNTTドコモ 井伊基之社長が新品が中古より安くなる販売方法は公正取引委員会などが主導して制限する仕組みを作る必要があると発言していた。
その公取委は2022年8月から1円スマホの独占禁止法上の問題点などを調査しており、調査結果をもとに各社で販売方法の見直し調整が進むと見られている。
また、携帯各社の通信障害が多発する対策について宮川氏は2社が連携してSIMカードを提供する「デュアルSIM」に前向きな姿勢を示しており、KDDI高橋社長と議論を重ね、できるだけ早急に出せないか考えていると述べた。
GoogleのPixelスマートフォンをみても、米国でSIMフリー版が直接値引きされているのに対し、日本では回線抱き合わせを誘導するキャンペーンが展開されている。
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Source : 産経新聞